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吹雪の中の列車 岩波少年文庫
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吹雪の中の列車 岩波少年文庫

マト・ロヴラック(著者), 山本郁子(訳者), ささめやゆき(絵)

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吹雪の中の列車 岩波少年文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2022/11/17
JAN 9784001142570

吹雪の中の列車

¥440

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2023/08/11

オリジナルは1933年、クロアチアの児童文学。 原題はVLAK U SNIJEGU、電車オブ雪?と思って調べたら正解でした。 クロアチアでは超有名な作品で、映画化もされており、みんなそのテーマ曲もよく知っているのだそう。 内容は、15少年漂流記も、ニワトリ号一番のり、でもお馴染...

オリジナルは1933年、クロアチアの児童文学。 原題はVLAK U SNIJEGU、電車オブ雪?と思って調べたら正解でした。 クロアチアでは超有名な作品で、映画化もされており、みんなそのテーマ曲もよく知っているのだそう。 内容は、15少年漂流記も、ニワトリ号一番のり、でもお馴染みの、閉ざされた場所でのサバイバル。 今回は少年たちのなかのグループ問題。 若干、時代や場所柄なのか社会主義の匂いもしたが気のせいだ。 不条理と笑いと多数派の力、という、子供社会の雰囲気がリアル。 ここにいる先生の様子は、米原万里の描くチェコの学校と雰囲気そっくり。 敵役たるぺーロが、クズなのに全然改心せず、これでもかと嫌な奴でおどろいた。 ベンハーのメッサラ級。 列車内のリューバンとの攻防は迫力があった。 リューバン、いいやつだなあ。スティーブン・キングだとこの二年後くらいに死ぬキャラ。 ・クロアチアの小学校には留年がある。いまもある。 ・クロアチア社会はみんな早起きで、店や会社も早く始まる。 これらをはじめて知った。 映画館のシーン、子供たちがワクワクしていて良かった。 いつか先生も子供も天気もコンディションのよいときに、映画館リベンジできたらいいね。 死ぬほど暑い時期に読んだので、吹雪や凍傷の世界に、ちょっと不思議な気分になりました。 挿し絵の ささめやゆき さん、お名前が作品にぴったり。

Posted by ブクログ

2023/03/30

著者のロヴラックさんは、国民的児童文学作家とのこと。そして、この吹雪の中の列車はとてもポプュラーな作品だそうです。 1930年代にかかれた本なので、幾分古さを感じてしまうのは仕方ないですが、登場する子どもたちが生き生きと描かれています。 読みながら、飛ぶ教室を思い出しました。

Posted by ブクログ

2023/03/08

新着図書でみつけて借りてみた。 去年出たばかりのもので、山本郁子さんという方がクロアチア語から直接翻訳なさっている。 とても良き本。寒い国の物語は独特のあたたかさがある。 …にしても、この先生は大丈夫なのか気になる。 そもそも先生が体調管理と自己流の天気予報くらいしておくべきじゃ...

新着図書でみつけて借りてみた。 去年出たばかりのもので、山本郁子さんという方がクロアチア語から直接翻訳なさっている。 とても良き本。寒い国の物語は独特のあたたかさがある。 …にしても、この先生は大丈夫なのか気になる。 そもそも先生が体調管理と自己流の天気予報くらいしておくべきじゃないのかとちらっと思う。

Posted by ブクログ

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