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「気の持ちよう」の脳科学 ちくまプリマー新書
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「気の持ちよう」の脳科学 ちくまプリマー新書

毛内拡(著者)

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「気の持ちよう」の脳科学 ちくまプリマー新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2022/11/09
JAN 9784480684400

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商品レビュー

4.4

10件のお客様レビュー

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2025/02/02

「心の病は、心の弱さのせいではない。脳という臓器の疾患だ。これが本書を通して僕が一番伝えたいことだ。」 この本の一番最初に書いてあるこれがすべてです。 精神疾患に対する「気の持ちようだよ」に、脳科学者・神経科学者である著者がはっきりとNOをつきつけてます。 脳内物質や神経の固...

「心の病は、心の弱さのせいではない。脳という臓器の疾患だ。これが本書を通して僕が一番伝えたいことだ。」 この本の一番最初に書いてあるこれがすべてです。 精神疾患に対する「気の持ちようだよ」に、脳科学者・神経科学者である著者がはっきりとNOをつきつけてます。 脳内物質や神経の固有名詞が出てくる章では、「ニューロン」やら「シナプス」やら「アセチルコリン」やらの解説が暗号のように思えてギョッと焦りますが、落ち着いて読めば、ちゃんと易しく書いてくれているとすぐわかります。(高卒の私にも、ギリギリ理解できました。) 全章を通して、人間のさまざまな感情や認知機能、行動などにはすべて脳のはたらきが関係しているということを丁寧に解説してくれていました。 しかし、「関係している側面があるだけ」であるということにも触れています。 ーー「たとえば、脳を構成する脳細胞であるニューロンやグリア細胞、血管などをただ漫然と集めても脳にはならないし、心を生まない。心のはたらきは、これらのパーツの相互作用の結果として生まれるものだ。」 (「第8章 わたしってなんだろう」より) つらいことがあったときや思い出してしまったときは、つい自己嫌悪ループに入りがちです。 知識がないと、そこでいとも簡単に「自分は怠惰でみっともない最悪な人間である」というひどく単純な決めつけに陥ります(本文で言うところの「過度な一般化」)。 しかし、それはいわば傲慢な自責思考であり、思考停止も同然だなと思う今日この頃の私には、大変ぶっ刺さりました。 怠惰もなにも、もしかしたら体調がそもそも悪いのかもしれないし、水分や気温や湿度や酸素が足りないのかもしれない。ていうかそもそも、怠惰になってしまうことは普通のことなのだから、だったら他の、うまくいきそうな工夫をしよう。 ーーそういうふうに考えることが、いわゆる「気の持ちよう」の逆をいくことなのだと思います。 著者が伝えたいことが短くまとまっていて、いい本でした。

Posted by ブクログ

2024/08/14

脳も臓器の1つなので、調子のよい時も悪い時もある。意欲がわかなくなる、思考がネガティブになるなどは、調子の悪さからくるという。序盤の脳内物質の説明は咀嚼しきれなかったが、メカニズムや対処法が分かりやすく書かれていた。

Posted by ブクログ

2024/04/23

心はふわっとしているので分かりにくく、自分が悪いと思うことが多くありましたが、今回そうじゃないかもしれないと少し楽になりました。心の病は脳にあるなら、これからも脳について調べてみようと思います。

Posted by ブクログ