「気の持ちよう」の脳科学 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「デフォルト•モード•ネットワーク」の話が特に面白かった。最後まで読んでみると、結局「気の持ちよう」ではどうしようもないところもあるし、「気の持ちよう」な部分もあるってことか、なるほど。森田療法に興味が湧きました
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心と脳の関係について、いろいろ考える機会になった。少し例が多い•長いため、読みづらいと感じる箇所もあったが、読みやすい文章で、すっと読めた
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気の持ちようとして典型的なのは、ストレスによる鬱状態は、人によってストレスの感じ方が違うので、典型的な気の持ちようの常態。 情動とは、快、不快、嫌悪、忌避のような原始的で生命を維持するために必要な「化学反応」の結果生じるもの。 感情とは、情動を大脳皮質で言語化して解釈したものに...
気の持ちようとして典型的なのは、ストレスによる鬱状態は、人によってストレスの感じ方が違うので、典型的な気の持ちようの常態。 情動とは、快、不快、嫌悪、忌避のような原始的で生命を維持するために必要な「化学反応」の結果生じるもの。 感情とは、情動を大脳皮質で言語化して解釈したものにすぎない。 プラセボ効果はまさに、気の持ちようの最たるもの。
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「心の病は、心の弱さのせいではない。脳という臓器の疾患だ。これが本書を通して僕が一番伝えたいことだ。」 この本の一番最初に書いてあるこれがすべてです。 精神疾患に対する「気の持ちようだよ」に、脳科学者・神経科学者である著者がはっきりとNOをつきつけてます。 脳内物質や神経の固...
「心の病は、心の弱さのせいではない。脳という臓器の疾患だ。これが本書を通して僕が一番伝えたいことだ。」 この本の一番最初に書いてあるこれがすべてです。 精神疾患に対する「気の持ちようだよ」に、脳科学者・神経科学者である著者がはっきりとNOをつきつけてます。 脳内物質や神経の固有名詞が出てくる章では、「ニューロン」やら「シナプス」やら「アセチルコリン」やらの解説が暗号のように思えてギョッと焦りますが、落ち着いて読めば、ちゃんと易しく書いてくれているとすぐわかります。(高卒の私にも、ギリギリ理解できました。) 全章を通して、人間のさまざまな感情や認知機能、行動などにはすべて脳のはたらきが関係しているということを丁寧に解説してくれていました。 しかし、「関係している側面があるだけ」であるということにも触れています。 ーー「たとえば、脳を構成する脳細胞であるニューロンやグリア細胞、血管などをただ漫然と集めても脳にはならないし、心を生まない。心のはたらきは、これらのパーツの相互作用の結果として生まれるものだ。」 (「第8章 わたしってなんだろう」より) つらいことがあったときや思い出してしまったときは、つい自己嫌悪ループに入りがちです。 知識がないと、そこでいとも簡単に「自分は怠惰でみっともない最悪な人間である」というひどく単純な決めつけに陥ります(本文で言うところの「過度な一般化」)。 しかし、それはいわば傲慢な自責思考であり、思考停止も同然だなと思う今日この頃の私には、大変ぶっ刺さりました。 怠惰もなにも、もしかしたら体調がそもそも悪いのかもしれないし、水分や気温や湿度や酸素が足りないのかもしれない。ていうかそもそも、怠惰になってしまうことは普通のことなのだから、だったら他の、うまくいきそうな工夫をしよう。 ーーそういうふうに考えることが、いわゆる「気の持ちよう」の逆をいくことなのだと思います。 著者が伝えたいことが短くまとまっていて、いい本でした。
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脳も臓器の1つなので、調子のよい時も悪い時もある。意欲がわかなくなる、思考がネガティブになるなどは、調子の悪さからくるという。序盤の脳内物質の説明は咀嚼しきれなかったが、メカニズムや対処法が分かりやすく書かれていた。
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心はふわっとしているので分かりにくく、自分が悪いと思うことが多くありましたが、今回そうじゃないかもしれないと少し楽になりました。心の病は脳にあるなら、これからも脳について調べてみようと思います。
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わかりやすく読みやすい脳科学の入門書。心理学についても軽く触れられている。中学生~高校生向け。思春期の子どもたちにはいろいろと思い悩む前にこころの科学について学んでみてほしい。 心理学の本と合わせて読むとさらに面白いと思う。
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心の病なんて気の持ちようだ、という言葉に待ったをかけるこの本。 「憂うつになったりハッピーになったりするのも、脳内ではたらく化学物質ひとつのサジ加減」で、人間は当たり前に認知の歪みがあり、非合理的で、理不尽で、情に流される。だからこそ気の持ちようじゃ何ともならない。 認知に歪みの...
心の病なんて気の持ちようだ、という言葉に待ったをかけるこの本。 「憂うつになったりハッピーになったりするのも、脳内ではたらく化学物質ひとつのサジ加減」で、人間は当たり前に認知の歪みがあり、非合理的で、理不尽で、情に流される。だからこそ気の持ちようじゃ何ともならない。 認知に歪みのない人だけが心の病にかかった人に石を投げなさい。と丁寧に説明してくれる。 「コンピュータスクリーン上で相互作用する2つの光の点にすら意思やストーリーを感じずにはいられない。これは、もはや病的だ(でもきわめて正常な脳のはたらきだ)。」 など、表現も面白くわかりやすい。科学的な内容だが、全体的に思いやりが感じられる本だと思う。
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「自分を傷つけられるのは自分だけ」という言葉がとても印象に残りました。 脳は本当に不思議で面白い。
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人間の雑念は、過去への後悔と将来への不安だと定義されているが、その通りだと思った.脳も心臓や肝臓といった他の臓器と一緒だが、脳は心との関連があることで問題が起こる由.心が病んでいる状態は、脳のはたらきが過剰になってしまっていることだそうだ.過剰にはたらくことがうつ病につながるとも...
人間の雑念は、過去への後悔と将来への不安だと定義されているが、その通りだと思った.脳も心臓や肝臓といった他の臓器と一緒だが、脳は心との関連があることで問題が起こる由.心が病んでいる状態は、脳のはたらきが過剰になってしまっていることだそうだ.過剰にはたらくことがうつ病につながるとも言っている.「情動」というあまり見かけない用語が出てきたが、感情との関連で「感情とは、情動を大脳皮質で言語化して解釈したものにすぎない」との定義があったが、何故か納得できる感じだった.感情には、恐怖、緊張、後悔、怒り、闘争心、敵対心などが挙げられるが、言語を持たない赤ちゃんや動物には感情がないという説明も面白かった.一読後、未だに脳には解明されていない部分が多く存在していることを実感した.
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