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喪を明ける 徳間文庫
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喪を明ける 徳間文庫

太田忠司(著者)

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喪を明ける 徳間文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2022/11/09
JAN 9784198947958

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商品レビュー

2.5

6件のお客様レビュー

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2024/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 作中では詳細な描写はないが、「東京変災」による東京が壊滅的な被害を受けた近未来が舞台となっている。東京には人が住むことができず、日本は、アメリカの51番目の州になるか、中国に支配されるかの選択に迫られている。そんな世界が舞台となっている。  そのような世界で、東京を離れ、仮設住宅での生活の中で一人娘のカヤを1歳半で失い、妻、来香と別れた元漫画家、優斗。優斗は、名古屋の実家に帰り、靴職人の父、卓弥との生活を始める。  卓弥は、東日本大震災に遭い、靴職人を辞め、主夫として生活していた時期がある。妻である夏美は、不治の病により、この世界では許されている「安楽死」を選んでいる。卓弥は、夏美が自分を捨て、死を選んだことに、長年、わだかまりを感じていた。  優斗と卓弥についての、いくつかのエピソードが重ねられている作品で、ミステリ的な要素は薄い。  優斗のエピソードは、警備のバイト先で知り合ったクオンというベトナム人とのエピソード、海底のゴミ拾いのVRゲームの中で、「ケセラ」と名乗る人物に出会うエピソード、「タイガとナズナ」という漫画を描き始めるエピソードといったところ。  卓弥のエピソードは、革靴のスニーカーを直してほしいという依頼から井口隆史という作家と知り合うエピソード、那岐藤太という依頼主から子供の靴の作成を依頼されるエピソード、友人である、師である畠中に靴を渡すために三島に行くエピソードなど。  こういったエピソードを積み重ねる中で、優斗は来香とカヤとの関係を、卓弥は、夏美、優斗との関係を振り返っていく。  優斗のクオンとのエピソードでは、クオンが反社会的な危険人物で、何かの事件を起こすのではないか、といったミスリードを誘う。実際は、クオンは、自身の甥が巻き込まれた事件の捜査となる手がかりを警察に渡していた。また、畠中の娘、ケセラは、優斗のパートで、海底のゴミ拾いのVRで出会い、米軍基地を襲うような思想の持主ではないことが分かる。  このような若干のミスリードを入れつつ、物語全体はハッピーエンドの方向で決着がつく。  優斗は、「タイガとナズナ」の漫画を描き始め、来香と連絡を取り、卓弥は、夏美の最後の言葉の意味を知り、夏美との思い出に区切りをつけ、後継者となり得る少年「ノア」と出会う。  クオンやケセラとの関係では、若干の伏線も交え、ミステリらしさも少し感じさせるが、全般的に、思いついたエピソードが羅列されている。世界観の掘り下げも浅く、最後は、「これで終わり?」という印象だった。  つまらないという印象ではないが浅く、どこかで聞いたようなエピソードの集まりといった感じ。  総合してみても、評価としては★2程度か。

Posted by ブクログ

2023/07/22

2023.07.22 取り上げられているトピックひとつひとつは未来予想として非常に興味深い。しかし、ストーリーは何かピンとこないままに終わってしまった。

Posted by ブクログ

2023/04/13

最後まで読みましたが、 自分には難しかった 読みやすかったし展開が早かったが 理解するのに苦労しました

Posted by ブクログ

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