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フローリングのお手入れ法 海外文学セレクション
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2022/10/31 |
JAN | 9784488016821 |
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フローリングのお手入れ法
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2.8
6件のお客様レビュー
『フローリングのお手入れ法』 著者 ウィル・ワイルズ 訳者 赤尾秀子(あかおひでこ) 【帯より】 猫をソファに上げないこと、床を汚さないこと 完璧主義の友人宅の留守番を引き受けた ぼくの悪夢のような八日間 恐ろしくもおかしいカフカ的不条理! 正に帯にある通りですね。笑 面白...
『フローリングのお手入れ法』 著者 ウィル・ワイルズ 訳者 赤尾秀子(あかおひでこ) 【帯より】 猫をソファに上げないこと、床を汚さないこと 完璧主義の友人宅の留守番を引き受けた ぼくの悪夢のような八日間 恐ろしくもおかしいカフカ的不条理! 正に帯にある通りですね。笑 面白かったです。 (内容はヤングアダルトのノリかな。笑) しがない物書きの“ぼく“が暮らすロンドンのアパートは埃っぽい床。そして学生時代の友人オスカーに留守を頼まれたのは高級な無垢フローリング。彼が大切にしているその床に、あろうことか赤ワインの染みをつけてしまい、その修復に悪戦苦闘する八日間のお話です。留守宅では“ぼく“の行動を予測したオスカーの指示メモが、あらゆるところから出てきますよ。笑 どこにでもいるような至って普通の人の“ぼく“。決して悪い人ではありません。そこがまた、このバタバタとした展開をユーモラスに、不幸だけれど笑えてしまうストーリー仕上げています。笑(“ぼく“の心情になると穏やかではいられませんがね、汗) 正に、泣きたくなるような状況が次々と起こります。前半は、知的な部分と汚れた雰囲気(個人的には何となく『シェークスピア&カンパニー書店の優しき日々』を読んだ時の感覚を思い出しました)でしたが、後半はもう殆どコメディです。不幸の連続です。泣笑 目次は初日/二日目/三日目/…八日目と区切られていて、不運にも“ぼく“は徐々に追い詰められていきます。この展開、予測通りと言えばそうなんですが、次々に起こる不運な出来事を、何とかリカバリーしようと試みる“ぼく“の努力、そして更なる不幸に見舞われていく不運なる状況。笑えない状況だけれど、これは笑ってしまいます。笑 (星は3ー4で迷いました。掃除婦のおばさんのことを思うと3ですが、“ぼく“の努力に4で!) 著者紹介に、ウィル・ワイルズ、1978年インド生まれ、ロンドン在住の作家で建築・デザイン関係のライターとしても有名。とあります。 訳者のあとがきでは、『本書は「ぼく」とオスカーの戦い、すなわち混沌/カオスと秩序/ルールの戦い。このアイデアは知人のフラットで過ごした実体験から生まれたそうです。(床は美しい天然木、猫も二匹いたそうです。ー「だけど何も起きなかったよ。傷ひとつなく、猫も人間もみんな元気だった」とありますね。無事で良かった。笑)
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海外小説をあんまり読んだことがないからか、これが怖さとおかしさなのか分からなかった。 家主の注意を無視し好きに生活したら大変なことになっちゃった。お咎めもなく主人公的にはハッピーエンドっぽいのがすっきりしないというか不完全燃焼。そういうのも含めユーモアでおかしさなのかなんなのか。...
海外小説をあんまり読んだことがないからか、これが怖さとおかしさなのか分からなかった。 家主の注意を無視し好きに生活したら大変なことになっちゃった。お咎めもなく主人公的にはハッピーエンドっぽいのがすっきりしないというか不完全燃焼。そういうのも含めユーモアでおかしさなのかなんなのか。 家主も冷静冷酷な人柄にみえて能天気そうな主人公と同じ過ちを犯してしまっていたところは人間考えることはみな同じなんだなと思い面白かった。
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なんかもっとこう、ユーモアの質というか、勝手に期待していた自分が悪いんだろうが、 それ以上にこの本の全てにおいて中途半端なやりっぱなし感がひどい。 良いのは猫における描写のみ。多分作者は「人間同士における微妙な距離感(生まれ育ち人種)」を描きたかったんだろうが、舞台はイギリスなん...
なんかもっとこう、ユーモアの質というか、勝手に期待していた自分が悪いんだろうが、 それ以上にこの本の全てにおいて中途半端なやりっぱなし感がひどい。 良いのは猫における描写のみ。多分作者は「人間同士における微妙な距離感(生まれ育ち人種)」を描きたかったんだろうが、舞台はイギリスなんだけど、主要人物のアイデンティティの説明も雑だし、結局何が言いたかったのかほんとにわからんかった。白人がゆったりのんびり余裕を持って生きれて、アジア人は頭脳だけは良くても人間性が良くない、そういうこと?
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