商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2022/10/31 |
JAN | 9784488016821 |
- 書籍
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フローリングのお手入れ法
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商品レビュー
2.6
5件のお客様レビュー
海外小説をあんまり読んだことがないからか、これが怖さとおかしさなのか分からなかった。 家主の注意を無視し好きに生活したら大変なことになっちゃった。お咎めもなく主人公的にはハッピーエンドっぽいのがすっきりしないというか不完全燃焼。そういうのも含めユーモアでおかしさなのかなんなのか。...
海外小説をあんまり読んだことがないからか、これが怖さとおかしさなのか分からなかった。 家主の注意を無視し好きに生活したら大変なことになっちゃった。お咎めもなく主人公的にはハッピーエンドっぽいのがすっきりしないというか不完全燃焼。そういうのも含めユーモアでおかしさなのかなんなのか。 家主も冷静冷酷な人柄にみえて能天気そうな主人公と同じ過ちを犯してしまっていたところは人間考えることはみな同じなんだなと思い面白かった。
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なんかもっとこう、ユーモアの質というか、勝手に期待していた自分が悪いんだろうが、 それ以上にこの本の全てにおいて中途半端なやりっぱなし感がひどい。 良いのは猫における描写のみ。多分作者は「人間同士における微妙な距離感(生まれ育ち人種)」を描きたかったんだろうが、舞台はイギリスなん...
なんかもっとこう、ユーモアの質というか、勝手に期待していた自分が悪いんだろうが、 それ以上にこの本の全てにおいて中途半端なやりっぱなし感がひどい。 良いのは猫における描写のみ。多分作者は「人間同士における微妙な距離感(生まれ育ち人種)」を描きたかったんだろうが、舞台はイギリスなんだけど、主要人物のアイデンティティの説明も雑だし、結局何が言いたかったのかほんとにわからんかった。白人がゆったりのんびり余裕を持って生きれて、アジア人は頭脳だけは良くても人間性が良くない、そういうこと?
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表題は、作中に出てくる架空の本のタイトルなんだけど、これが、世間によくある「おしゃれライフスタイル本」のパロディで、主人公がその本を読むところ、シチュエーションが絶妙でおかしくて笑ってしまった。 全体として、非常に緻密に考えられた設定の話(ジャンルとしてはミステリになるのかな?...
表題は、作中に出てくる架空の本のタイトルなんだけど、これが、世間によくある「おしゃれライフスタイル本」のパロディで、主人公がその本を読むところ、シチュエーションが絶妙でおかしくて笑ってしまった。 全体として、非常に緻密に考えられた設定の話(ジャンルとしてはミステリになるのかな?)で、なかなかおもしろかった。 ちょっとしたミスを隠そうとしてどんどん悪い状況に転んでいく、という展開は、読む方も最初から分かっているんだけど、私が最初に想像したよりはるかにとんでもない状況になっていって、でもちゃんと全部きれいに回収されて、すごく納得のいくラストだった。 作者は建築・デザイン関係のライターだというけれど、確かに完璧な建築みたいな設定と結末で、頭のいい人だなぁと感心した。 正直にいうと、主人公の物思いが冗長すぎて前半はかなり退屈なので、それで★ひとつマイナス。 タイトルを見たとき、私の大好きな本『悪意と憂鬱の英国式週末テニス』(マデリーン ウィッカム著)をなぜか想起させられて読んでみたくなったのだが、思った通り、その本と同種のユーモアの本だった。強いて言うなら、悪意と憂鬱の英国式ユーモア? ディテールがほんのりとおかしい。 音楽家のオスカー(←超神経質な性格)の作品「路面電車の時刻表による変奏曲」とか。 主人公がどう思ったかはともかく、私はオスカーいい奴じゃん、と思ったけどな。
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