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戦争について 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2022/10/21 |
| JAN | 9784122072718 |
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戦争について
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日支事変直後の中国に赴いた小林秀雄が 自ら戦闘に近づくことはなかった しかし、実戦をくぐり抜けてきた火野葦平らに接した際 本土の人々には想像もつかない何かが 彼らに備わったと感じた その正体を知るには中国に行くしかないのである…と そのようにして、体験至上主義はプロパガンダされる...
日支事変直後の中国に赴いた小林秀雄が 自ら戦闘に近づくことはなかった しかし、実戦をくぐり抜けてきた火野葦平らに接した際 本土の人々には想像もつかない何かが 彼らに備わったと感じた その正体を知るには中国に行くしかないのである…と そのようにして、体験至上主義はプロパガンダされるようになった 体験とは、状況の真っ只中へ飛び込んでいくことである 状況とは、人の思惑がうずまきぶつかり合うことで生まれるものだ そして思惑は、利害をあらそう人のエゴにほかならない エゴによって生まれる状況が戦争なら エゴを抑え込む思想で、戦争を防ぐこともできるだろうか? 望みは薄いだろう なぜなら、体験が個人的なものに留まるかぎり 我々の大半は無知なのであり 思想を我が物とする余裕もなく しかも非常時において、状況は思想に先駆するからだ 歴史の必然とはそういうもの しかし戦争がその必然を暴露したとき 極限状態に飛び込んでいくことを余儀なくされた人々は ぶつかりあうエゴの対消滅を経て 己の心にある光、まことの理性を発見するだろう 小林秀雄があの時代において提示しようとした思想とは おそらくそういうロマン主義 日本の愛郷精神なんか持ち出してはいるけれども 要するにファシズムだ 一方でファシズムってのは 功利主義を極限化したような考え方であった 死地に飛び込むのも結局は それが自分=集団のステータスを高める行為だからだ しかし日本の負け戦は ステータス度外視の特攻によって 良くも悪くもファシズムを超えていった そして結局、科学の光にすべてを焼き尽くされる形で 日本は戦後の理性と対面するハメになった 状況はやはり思想に先駆したのである となれば当然 小林秀雄はあらためて己の無知に居直るしかなかった 状況の渦のなかで生にしがみつく者は 溺れないよう、ひたすら不様にもがくのみだ そのようにして人は歴史に先駆する
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小林秀雄はいかに戦争に処したのか。昭和十二年七月から二十年八月までの間に発表された社会時評を中心に年代順に収録。文庫オリジナル。〈解説〉平山周吉
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