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准教授・高槻彰良の推察(8) 呪いの向こう側 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/10/20 |
JAN | 9784041123980 |
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准教授・高槻彰良の推察(8)
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商品レビュー
4.3
33件のお客様レビュー
今回のストーリーはいずれも人が起こした事件。だけどその傍らに怪異が潜んでるというお話。 高槻と喧嘩中の佐々倉 尚哉の帰省 高槻家の家政婦さんとの再会 尚哉の炬燵事情 などなどプライベート部分が盛り沢山で楽しく読めました。 『もう一人の高槻』も頻繁に登場。 特に雪山で尚哉が『...
今回のストーリーはいずれも人が起こした事件。だけどその傍らに怪異が潜んでるというお話。 高槻と喧嘩中の佐々倉 尚哉の帰省 高槻家の家政婦さんとの再会 尚哉の炬燵事情 などなどプライベート部分が盛り沢山で楽しく読めました。 『もう一人の高槻』も頻繁に登場。 特に雪山で尚哉が『もう一人の高槻』を叱りとばすシーンが印象に残りました、
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嘘を聞き分ける耳をもつ大学生・尚哉と都市伝説や怪異を研究する教授・高槻のシリーズ8作目。 どの話も面白かったが、少しばかりのもやもやも感じる部分もあった。第一章「押し入れに棲むモノ」では、尚哉が偶然再会した小学校時代の友達の涼に高槻のことを話したきっかけで、涼の...
嘘を聞き分ける耳をもつ大学生・尚哉と都市伝説や怪異を研究する教授・高槻のシリーズ8作目。 どの話も面白かったが、少しばかりのもやもやも感じる部分もあった。第一章「押し入れに棲むモノ」では、尚哉が偶然再会した小学校時代の友達の涼に高槻のことを話したきっかけで、涼の兄から勤務先の小学校で子どもたちが怯えている"モンモン"という妖怪について相談される。 最初に"モンモン"の話をした広川くんを馬鹿にした大多数の子どもたちの"悪意"。そちらの方が、"モンモン"よりもずっとおぞましいものだと思う。給食袋を破かれた真相を増田が知ったところで、改心するのだろうか。むしろ、周りを扇動して芦谷さんのことを攻撃しようとするのではないかと感じた。それに、芦谷さんが周りを説得したからといって、広川くんを傷つけないように受け入れるクラスになるのかも疑問。広川くんは、中学校から心機一転違うところに行った方が良いのでは? 第ニ章「四人ミサキ」では、高槻の従弟・優斗から妻の知人に起きた、亡くなった友人の呪いと思われる"怪異"についての相談がある。 亡くなった友人・美紗紀の父親がひたすら不憫に感じた。小説家なら、何も言わずに死んでいった妻を美化した思い出として昇華したとしてもそこまで責め立てられることだと思えない。娘を見捨てて、かつ亡くなったあとも自分たちの心配しかしていない娘の友達に嫌味を言ったとしても親として仕方がないのではないかと思う。何が悪いの。美紗紀の病床の苦しみを見てもいないのに、"友達"として父親に逆ギレをかましているようにしか見えない光莉には釈然としない。これから先、美紗紀のことを忘れずにいられるのか、もっと元の友達を爪弾きにしたことを反省してくれたら良いのにと思った。 第三章「雪の女」で現れた志乃。"八百比丘尼"の沙絵に引き続き"雪女"の登場。本物の怪異の続出がこの先、"異捜"が高槻と尚哉に関わってくる契機になりそうで、物語の新たな展開が示唆された。個人的には、単なる"怪異"の謎解きがメインの話の方が好みだが。
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最後に尚哉が気づいたように、最近『本物』を引き当てる確率が上がっている気がする。人ではない彼女達は姿を消しながら、人の世界を生きている。―人が好きだからですよ。…私は、私の息子を今でも愛しています 尚哉の周りにいい変化がでてきて嬉しい。犬を飼ったのは尚哉と話したいから、尚哉に帰っ...
最後に尚哉が気づいたように、最近『本物』を引き当てる確率が上がっている気がする。人ではない彼女達は姿を消しながら、人の世界を生きている。―人が好きだからですよ。…私は、私の息子を今でも愛しています 尚哉の周りにいい変化がでてきて嬉しい。犬を飼ったのは尚哉と話したいから、尚哉に帰ってきてほしいからだったことが、暖かった。「もう一人」が出てきたときといい、尚哉が心強い。お互いに守り合いっこだね。―だってそんなのは、ただの神隠しだから。本人も周りも傷つくから
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