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砂漠と異人たち
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2022/10/19 |
| JAN | 9784022518408 |

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商品レビュー
3.8
8件のお客様レビュー
相互評価ゲームから自立するためにはどうしたらよいか提案かつ啓蒙。ロレンスの失敗、村上春樹の暗礁ととてもスリリングな展開だった。村上春樹論は唸った。僕も遅く走りたくなったし何か制作したくなった。
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第三部 村上春樹と「壁抜け」のことを読了。著者によると村上春樹自身、作家人生40年を大きく2つに分けて考えているようだ。 初期の20年(70年代、80年代)の文学的主題の中心は”デタッチメント”。国内においては全共闘の勃興と盛衰として現れた、世界的な学生反乱の季節(1960年代...
第三部 村上春樹と「壁抜け」のことを読了。著者によると村上春樹自身、作家人生40年を大きく2つに分けて考えているようだ。 初期の20年(70年代、80年代)の文学的主題の中心は”デタッチメント”。国内においては全共闘の勃興と盛衰として現れた、世界的な学生反乱の季節(1960年代後半)から出発した村上春樹にとって、マルクス主義が代表するような政治的イデオロギー、つまり人々を動員する回路から距離を取るということだ。イデオロギーの力によって自分の生が歴史上に意味づけられることの昂揚と安心を覚えてしまった人間は思考する力を失い、集団の中に埋没して、破壊と殺人に加担する機械と化してしまう。その時代への反省から村上春樹の典型的主人公の「ぼく」はデタッチメントを選択して生きている。そして、マルクス主義が失敗した後の新しい世界を受け入れながらも、僕たちを見えない力で縛りつけるシステムの持つ暴力性という新たな悪に立ち向かう。そこには、「ぼく」とは異なり、イデオロギーからデタッチできない自らの分身的キャラクターが配置され、彼を横から助ける形で「ぼく」はコミットメントを果たすという構造となる。 作家生活40年の後半20年において村上は、現代における新しいコミットメントの形を模索してきたという。 「村上は創作の力を借りて歴史を物語ではなく、データベースとしてとらえ、既存の文脈を排除して、ゼロから歴史的な事実に向き合い善悪を判断してコミットすること。それが村上春樹が提示した新しい歴史へのアプローチであり、その正しさを獲得することによる自己の確立の方法だった。しかしそこには同時期にオウム真理教が陥り、後にドナルド・トランプが悪用する罠が存在していた。既存の物語から自由になり、イデオロギーから解放された歴史を前にしたとき、人間は自らの欲望に負け、自分が見たいものだけを見てしまう。これが陰謀論の温床となる。村上春樹はここに現代における新しい悪を発見し、対決を決意する。この誘惑に抗うために、彼が導入したのが女性からの承認。自分を無条件に承認する「母」的な女性を設定し、彼女からの承認で主人公は自己を安定させる。ときにはその女性が主人公のコミットメントを代行し、その責任を取る。そして主人公はコミットメントの成果だけを受け取る。」 女性たちが巫女のように超自然的な存在を媒介し、「ぼく」は彼女たちから無条件に肯定され、壁抜けの能力をさえ手に入れる。“デタッチメントからコミットメントへ”を完全に成立させるためには、その性差別的な依存構造に基づいたナルシシズムを解体するしかなく、それを恐らく村上自身も気づいている(負け戦と表現)ものの、どうしようもないというのが著者の分析だ。 70代を迎え、趣味のマラソンも完走できなくなり、肉体の衰えが性欲の減退につながり、村上を駆動していた燃料の一つが尽きかけている...というのが自分の見たてではあったが、無意識に刻み込まれた性差別的価値観の方が深刻となるとなかなかに厳しい。
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SNSの隆盛で承認ゲームになってる世の中に対し、アラビアのロレンスや村上春樹の行動や発言から洞察する精神状態を考察し、その欠陥を浮き出すことにより、遅さから得る自己の取り戻しの持論に繋げる本
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