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十三の海鳴り 蝦夷太平記 集英社文庫
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十三の海鳴り 蝦夷太平記 集英社文庫

安部龍太郎(著者)

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十三の海鳴り 蝦夷太平記 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2022/10/20
JAN 9784087444407

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十三の海鳴り

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商品レビュー

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2023/07/13

安部流太平記、第三弾。 いままでの太平記ど真ん中でじゃなく、十三湊の安藤家のお話。個人的にアイヌが活躍するのでとてもうれしい作品でした。 お話しは前二作に比べれば、ちょっと派手さはないけれど主人公の新九郎が格好いいです。

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2023/01/22

「道誉と正成」、「義貞の旗」に続く安部龍太郎版太平記三部作の三作目。 津軽で起きた、鎌倉幕府滅亡につながったといわれる「安藤氏の大乱」の物語。蝦夷管領の三男、身長190cmの青年武将、安藤新九郎季兼が主人公。 歴史小説は、結末が分かっていながら読むのだが、恥ずかしながら「安藤氏...

「道誉と正成」、「義貞の旗」に続く安部龍太郎版太平記三部作の三作目。 津軽で起きた、鎌倉幕府滅亡につながったといわれる「安藤氏の大乱」の物語。蝦夷管領の三男、身長190cmの青年武将、安藤新九郎季兼が主人公。 歴史小説は、結末が分かっていながら読むのだが、恥ずかしながら「安藤氏の大乱」を知らずに読んだため、「どんな展開になるんだろう?」と最後まで楽しく読むことが出来た。 津軽海峡を船で航行する場面は、とてもスリリングに描かれており、難所なんだなぁと思った。 文庫本とはいえ、一冊600ページを片手に持って読むのは少々難儀だった。

Posted by ブクログ

2022/12/25

鎌倉時代末期の陸奥の安藤氏を描いた歴史小説。陸奥には和人とアイヌが共に住んでいた。アイヌ対和人というより、アイヌの中でも和人の中でも対立があり、それぞれ同盟関係になっている。 護良親王は超自然的な能力を持った人物として描かれる。これは同じ著者の『婆娑羅太平記 道誉と正成』『義貞の...

鎌倉時代末期の陸奥の安藤氏を描いた歴史小説。陸奥には和人とアイヌが共に住んでいた。アイヌ対和人というより、アイヌの中でも和人の中でも対立があり、それぞれ同盟関係になっている。 護良親王は超自然的な能力を持った人物として描かれる。これは同じ著者の『婆娑羅太平記 道誉と正成』『義貞の旗』と重なる。 主人公は政略結婚するが、家同士が対立する。『ロミオとジュリエット』のように家が対立しても愛を貫く展開にはならない。家同士が戦う中で愛を貫くならば一方が家を捨てることになる。相手にとっては御都合主義である。

Posted by ブクログ

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