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陰謀論 民主主義を揺るがすメカニズム 中公新書2722
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2022/10/19 |
| JAN | 9784121027221 |

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商品レビュー
3.7
26件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
某情報番組で紹介されていたことをきっかけに、本書を手に取った。著者は、陰謀論に対してソーシャルメディアがどのように影響を及ぼすのか、また保守・リベラルといった政治的立場や政治知識の有無によって、陰謀論を信じる傾向がどのように異なるのかを、オンラインサーベイ実験を通じて検証している。そして最終章では、陰謀論と向き合う際に必要な姿勢について、著者なりの考察が示されている。 特に印象に残ったのは、陰謀論に限らず、あらゆる意見と向き合ううえでの「リテラシー」の重要性だ。自分と同じ意見に出会ったときには、それが真実だからではなく、自分にとって都合がよいから無意識に受け入れてしまっている可能性を意識すること。また、異なる意見に出会ったときには、頭ごなしに否定するのではなく、一定の距離を保ちながら認める姿勢を持つこと。この考え方は、陰謀論対策にとどまらず、ビジネスパーソンにとっても欠かせない心構えだと感じた。 さらに、著者自身がサーベイ実験を設計し、その結果を分析している点は非常にユニークであり、学術的にも実務的にも興味深い取り組みであった。ただし、知識層ごとの分析を示したフォレストプロットにおいて、図中の記号(四角・三角・丸)と凡例(人間シルエット)が一致していなかった。意欲的な内容であるだけに、こうした初歩的なミスは残念であり、次版ではぜひ修正を望みたい。 本書は、陰謀論をめぐる議論を社会科学的なアプローチで丁寧に掘り下げ、私たちが情報とどう向き合うべきかを考えさせてくれる一冊である。
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7月に行われた参議院選挙では、SNSに陰謀論が飛び交い、さらについ最近もJICAによる「ホームタウン」をめぐって酷いデマが溢れるなど、現在「陰謀論」がこれまでになく注目を集めており、メディアでも取り上げられている。そういった記事のなかで有識者としてコメントする場合も多かったのが、...
7月に行われた参議院選挙では、SNSに陰謀論が飛び交い、さらについ最近もJICAによる「ホームタウン」をめぐって酷いデマが溢れるなど、現在「陰謀論」がこれまでになく注目を集めており、メディアでも取り上げられている。そういった記事のなかで有識者としてコメントする場合も多かったのが、本作の著者・秦正樹氏。本作はそのものズバリ『陰謀論』というタイトルで、じつは発売直後に購入していたのだが、いままで読めていなかった。しかしいまこそまさに読むべきではないかと考えて読んでみたら、これがたいへん良い本であった。各章とも頷いたりあるいは驚いたりするような記述の目白押しで、たとえば「第2章」では、Twitter(当時)の接触頻度が高いほど陰謀論的信念が低いことが書かれている。一見直感に反するようにも思えるが、昔からヘヴィ・ユーザーほどリテラシーが高いという一面もたしかにあった。とはいえ現在ではますますエコー・チェンバー化が進んでいると感じることもあり、いまおなじ検証をしたらどういう結果になるかわからない。ついで「第3章」では、ある意味でネトウヨの常套句となっている「右でも左でもない普通の日本人」が、実際に排外的な言説と親和性が高いことを示していて興味深かった。逆に「第4章」ではリベラル側の陰謀論を取り上げていて、こちらも興味深くはあったのだが、リベラル側で有名な陰謀論といえば「ムサシ」を槍玉に挙げた選挙不正だと思うので、それを取り上げていなかったことは残念に思った。「第5章」では政治に対する知識と陰謀論の関係を取り上げているが、そもそも一般国民の政治に対する智識があまりにも欠如していて呆れてしまった。内閣が行政権の行使について国会に対して連帯して責任を負うというのは中学公民でも習う基本的なレヴェルだと思うが、調査の結果得られた正答率はなんと33.75%。この調査結果自体は求めているデータとは異なり本文でもとくに掘り下げてはいないのだが、それにしてもこの数字は衝撃的である。この程度の政治リテラシーしかない人間が参政党なんかに喜んで投票してしまうのもある意味では当たり前である。さて以上のように、各章ごとに興味深い内容が書かれており、じつに良い読書体験をしたと思うのだが、しかし冒頭でも触れたように、近年「陰謀論」を取り巻く状況は急激に変化している。日本でもそうだが、アメリカではなんと陰謀論の権化みたいな存在であるトランプが大統領に返り咲いてしまった。本作は発売されてまだ3年しか経過していないが、このような昨今の情勢を踏まえると、早くも「増補版」を読んでみたい気がする。
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他人事じゃない。つかみどころのない「陰謀論」を定義し、一般化し、データを用い、その虜とならないため、私たちは何にどう気をつけるべきかを示す。「自分はごく普通だ」と思っている場合こそ、自省を要するかもしれない。 テーマの提示から結論まで駆け抜ける、新書の機能を体現するような疾走感。
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