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闘う図書館 アメリカのライブラリアンシップ 筑摩選書0239
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2022/10/14 |
JAN | 9784480017581 |
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闘う図書館
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序章 図書館がつくる民主主義 第1章 地域変革の触媒としての図書館 第2章 博物館・図書館サービス機構の誕生 第3章 インターネット時代の図書館 第4章 博物館・図書館サービス機構の発展 第5章 国と地方をつなぐ州図書館局 第6章 トランプvsアメリカ図書館
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格差拡大という社会問題に直面している現代において、図書館の持つ役割は多様化してきている。アメリカの図書館が理想を求めるなか、どのような障害と闘い、どのように現実と折り合いをつけてきたかが描かれている。 本を提供するという図書館の概念にとらわれず、「場」としての図書館の役割が重要性...
格差拡大という社会問題に直面している現代において、図書館の持つ役割は多様化してきている。アメリカの図書館が理想を求めるなか、どのような障害と闘い、どのように現実と折り合いをつけてきたかが描かれている。 本を提供するという図書館の概念にとらわれず、「場」としての図書館の役割が重要性であることが、具体的事例を添えて挙げられている。伝統的な読書活動や情報提供サービスの枠を超えて、地域や社会の問題に取り組もうとする図書館を支える思想と仕組み、これらがどのように作り上げられたのかがまとめられている。 特に第5章のアメリカ図書館の辿ってきた歴史を見ると、図書館のあり方がよく分かる。図書館が地域に必要な施設であると考えらるようになるのに、ライブラリアンが従来の役割を越えて、様々な組織の接着点として活躍してきたことが大きいと感じた。過渡期において、役割が増大するにつれ、新たな専門性を身につけなければならないライブラリアンのストレスは大変なものであったであろう。 経済的、文化的そして政治的な社会の分断が進行してきている現状に、今後図書館がどのような役割を果たすのか注視していきたい。
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アメリカの図書館活動を日本に紹介し続けてきた豊田氏の集大成。 アメリカの図書館界は恵まれているなと思っていたが、それがライブラリアンたちの不断の努力によって勝ち取られていたことを知り、これまでの考えを改めた。あきらめなければ、夢は叶う。
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