ハリー・ポッターと謎のプリンス 新装版(6-3) ハリー・ポッター文庫16

J.K.ローリング(著者), 松岡佑子(訳者)

• 販売会社／発売会社: 静山社
• 発売年月日: 2022/10/11
• JAN: 9784863896956

商品レビュー

2023/11/14

・11月9日に読み始め、12日に読み終えました。

・ハリーポッターって死が早すぎる。ダンブルドア先生ほんとに死にました？？

・なんか後半ヤバくて前半記憶失くしちゃったんだけど（不死鳥の騎士団でも同じこと言ってた気がする。）、ダンブルドア先生とヴォルデモートの過去追体験始めてから、今まで出自も過去もわからなかったヴォルデモートの人柄みたいなものが次々わかっておもしろかったし、これからダンブルドア先生と二人でドキドキ分霊箱破壊ツアーたのしみだな～と思ってた。思ってたよ～。

・あとフェリックス飲んでスラグホーン先生の秘密探りにいくところは読んでてたのしかった、唯一の場所かも…… 全然ハッピーではないんだけど、うまくいってよかったね～という気持ち。ホークラックスって分霊箱なのね。

・スラグホーン先生がヴォルデモート（トムか）に分霊箱のことを教えたの、そんな記憶改変するほどのことか？となんとなく…… いや、教えなかったらやってなかったかもっていうのはあるけど、あそこで教えてなくてもやるやつはやるだろ、ヴォルデモートなんかその最たる例だろ、と思う。あ、スラグホーンだからってのもあるか。

・それで洞窟。ダンブルドア先生と二人で謎解き探検みたいな気持ちだったのに急にしんどくなるのなんなんだ。こどもにやらせることかいな、これが……。つ、つらい……と思いながら、（アグアメンティの水って飲用なんだ……）と全くどうでもいいこと考えてた。逃避？

・マルフォイが思った以上に追い詰められてて、今後どうなるんだの気持ち。あそこ、死喰い人来なかったら折れてた…かなあ……？　次会うときどうなってんだろ。タイマンで闘うかね。

・これ、文庫新装版だからか、どういう版型でもそうなってるのかわかんないんだけど、ダンブルドア先生がスネイプに助けを求める描写が左ページ末尾で、めくってすぐがアバダケダブラになってたのよかったな。いやよかないけど。ページ構成がいいなって……

・これほんとにスネイプを信じてたダンブルドアがいけなかったんだろか？？？　まだ続きあるからきっとそっちで語られるだろうなと思うが…… 確かに1巻冒頭でめちゃくちゃヴォルデモート側に立ってるように見えたけど、そのまんま、ホントはヴォルデモート側でした！で終わりそうもない気がする。

・ともかくというかなんというか、ダンブルドア先生が死ぬ前にハリーに対して予言に囚われるなと喝を入れてくれたのはよかったなと思う。ただ話してもらってないことと話さなかったことが多すぎるのは変わらないな…… 肖像画持っていきなよ、ハリー。

・シリウスといいダンブルドアといい、ハリーがまっすぐに信頼できる人物としていた二大巨頭の大人をどっちも目の前で亡くしているの、グロテスクすぎませんかね。もう本当に人が死んでほしくないよ～。

・あ、そう。謎のプリンスってスネイプ先生のことだったんだね。なんかバラした状況が状況すぎて、結構重大情報なのに、そういえばそうだったみたいになっちゃう。あれ隠しっぱだったっけ。だいぶ手がかりになりそうだが……

・残りの分霊箱を探さなくてはいけない、自分がヴォルデモートを殺さないといけない、という暗い未来に確固たる決意をするハリーがつらいなあ。共に行くと声を上げたロンとハーマイオニーのまっすぐにハリーを思う心にじーんとくる。頼むから無事でいてくれよ～……

・というか今気づいたけど、それぞれの恋愛模様ってもしかして息抜き要素だった？　3巻のほうは真っ当な感じで良かったけど、1-2巻のほうはちょっと……わかりませんでした……！！ロンとハーマイオニーって結局くっつくんだろうか。

・ハリーもジニーとくっついて、オイまた大チュー時代到来かい！！と喚いていたけどちょっとよくわかんないことなってるし、ジニーなんて超良いキャラとくっついたんなら別れないよな……？ちょっと今それどころじゃないとは思うけど……

・そしてもう最終巻に来ちゃったよ。あと4巻（文庫版）で残りの分霊箱探して壊してヴォルデモートも倒せるのか！？