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捨てない未来 キッチンから、ゆるく、おいしく、フードロスを打ち返す
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2022/10/07 |
JAN | 9784023319660 |
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捨てない未来
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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
劇団員兼料理研究家による、食品のフードロス問題を考える本。174ページの中に、数々のレシピ、体験談、京都大学准教授の藤原辰史氏との対談など盛りだくさん。 特に対談では、利益を追及する資本主義社会とそれによって生まれるフードロスへの批判や、「飢え」への対抗政策もナチスが台頭した一...
劇団員兼料理研究家による、食品のフードロス問題を考える本。174ページの中に、数々のレシピ、体験談、京都大学准教授の藤原辰史氏との対談など盛りだくさん。 特に対談では、利益を追及する資本主義社会とそれによって生まれるフードロスへの批判や、「飢え」への対抗政策もナチスが台頭した一環であることなど、なかなか尖った内容が語られる。 サブタイトルは「キッチンから、ゆるく、おいしく、フードロスを打ち返す」だが、ゆるい雰囲気の中にしっかり思想が打ち出されている。
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枝元ほなみさん!惚れた! 私にもうっすらこんなキモチはあるんです。食べ物は単にスーパーに並ぶ商品ではないよとか食べ物を捨てる罪悪感とか。日々冷蔵庫を開ける時に感じていたうっすらしたキモチをコトバにして代弁してもらったみたいで嬉しかった。
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藤原辰史さんとの対談がおもしろかった。 「人を好きになるとか、ごはんがおいしくてたまらないとかいうのとは違う方向に、私たちが本来持つべき欲望が転移してしまっている。」 「競争するときの負けないぞという気持ち、あるいは嫉妬といった人間の基本的なものを駆り立てることによって、資本主義...
藤原辰史さんとの対談がおもしろかった。 「人を好きになるとか、ごはんがおいしくてたまらないとかいうのとは違う方向に、私たちが本来持つべき欲望が転移してしまっている。」 「競争するときの負けないぞという気持ち、あるいは嫉妬といった人間の基本的なものを駆り立てることによって、資本主義は成り立っている。」 「欲望を抱けと上から駆り立てられているのを、できるだけ我々の本来的な欲のほうに戻してあげれば、きっと、もっと休んでいいよ、もっとごはんをおいしく、2時間でも3時間でもゆっくり食べていいよという社会になると思うんです。」(p101) p114~115の豆をゆでる話にものすごく共感。 豆を一晩水に漬けるというと、その時間を損してしまう気がする、消えてなくなるようなものに時間を使うのは損だと考える人が多い、と。 水が戻してくれるだけなのに! で、「損得勘定だけしていくと、ちょっとでも自分の時間を奪われないためには、全部でき上ってパッケージに入った食べ物を買って、食べきれなければ捨ててしまうのがいい、となる。でも、食べ物の面倒を見てやることは、時間が奪われるのとは逆のことだと思うんです。」 「社会もそういう方向に変わっていけるといいなと。豆を自分でゆでることが楽しいと思い、おいしいと思うようなことをとおして変わっていけたら…と」 枝元さんはそんな暮らしを「猫ぐらし」と呼んでいるそうだけど、わたしもすでに「猫ぐらし」(笑) 豆を煮たりパンを焼いたりするのが楽しい。何物にも代えがたい時間です。 そういう人が増えるといい。そんなふうに暮らしていると、幸せを自家発電できます。
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