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平家物語夜異聞(1) ビームC
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平家物語夜異聞(1) ビームC

黒崎冬子(著者)

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平家物語夜異聞(1) ビームC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/10/12
JAN 9784047372221

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平家物語夜異聞(1)

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商品レビュー

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2023/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全三巻読了。 平安時代に召喚され、平氏の徳子になった少年・夜と源氏の義経に代わった少女・沙羅の二人の幼馴染。ハイテンションコメディの中で紡がれるそれぞれの家族の在り方。 以下、ネタバレ強め。 変人集うアクの強いメンバーで繰り広げられるドタバタ平家物語。 性別ガン無視で配役されるわ、そこそうなるの!? みたいなノリで、テンション高すぎて置いていかれそうな勢いですが、他の方のレビューにもあるよう案外すんなり頭に入ってくる不思議。(親しい人メインであまり細すぎる登場人物は出てこないため、テンションの割りに理解しやすいのかも) めちゃくちゃでも家族の団結が強い平家で実の娘ように、強引ながらもあたたかく迎え入れられる徳子こと夜。家族愛をたてに従わせようと甘言囁く頼朝の意に沿おうとする義経こと沙羅。元来 家族(沙羅)思いの夜が平家で、親の愛に飢えた沙羅が源氏に拾われる、二つの家族の対比が描かれています。 TK(高倉くん)とも夫婦で安徳ちゃん含め三人で家族だったし、最初の清盛への戸惑いから寂光院での後白河法皇に対する口調に至るまで、夜が真に徳子として平家の一員になっていた様子が明確で微笑ましくあり寂しさもあり……。 沙羅は沙羅で、兄のために無邪気にも多くを討ち、男気で心通わせた舎弟たちを討たれ、家族(頼朝)と家族(夜)の狭間で揺れ……。 話が進むにつれ、アットホームの中に点在する多くの別れに諸行無常を感じます。TKと夢みた現代ルート……とても甘美な夢です。 誰もがそうであって欲しいと思うもの。(何なら別で読みたいくらいの話) 安徳ちゃんって、TKと徳子の子として確かに三人家族だったけど、読み終えてみると沙羅双樹の木があったので沙羅との絆の暗示も込みだったからあのラストだったんですかね? 遠い家族の思い出を胸に、何者でもない穏やかな時を一人過ごしたのかな、とか、いろいろ考えてしまう。 数年のこととはいえ、あんなに大家族だったのに……。 でもまた最初から読み返すとやっぱりすごい強火の家族。 もしも壇ノ浦の水底の都の逸話がこの家族構成だったら、かなり賑やかそう。 書泉グランデ・芳林堂書店共通特典はイラストメッセージペーパー。

Posted by ブクログ