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普通の若者がなぜテロリストになったのか 戦闘員募集の実態、急進派・過激派からの脱出と回帰の旅路
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 原書房 |
| 発売年月日 | 2022/09/26 |
| JAN | 9784562072033 |

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普通の若者がなぜテロリストになったのか
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2008年のムンバイ同時多発テロを題材にした映画『ホテル・ムンバイ』では、若きテロリスト達の動向も詳しく描写されている。その中で負傷した一人が家族に電話をかける場面があり、テロを遂行すれば彼らの家族に大金が入ることが明らかになっていた。 「愛しているよ、父さん」「私も愛しているぞ...
2008年のムンバイ同時多発テロを題材にした映画『ホテル・ムンバイ』では、若きテロリスト達の動向も詳しく描写されている。その中で負傷した一人が家族に電話をかける場面があり、テロを遂行すれば彼らの家族に大金が入ることが明らかになっていた。 「愛しているよ、父さん」「私も愛しているぞ、息子よ」 凄惨な現場で交わされたごく普通の親子の会話が、鑑賞後もずっと頭に残っていた。 本書を知った時、タイトルとあの会話が脳内でリンクしていたことに気づく。そもそもどういった経緯で彼らはテロリストの道を選んだのか、或いは選ばされたのか。 本書ではジャーナリストである著者がテロリスト本人や家族・メンターetc.にインタビューを行い、その疑問を明らかにしていく。 ジャーナリストというのは調査の過程で私情を挟まないものだと思い込んでいたが、彼女の場合自身の経験を重ねる傾向があった。 しかしそれは彼女の個人的見解や今まで持ち合わせてきた偏見を包み隠さず述べることでもある。調査先での様々な意見に押し潰されずに自分の足で立ち、迷える読者の手を引いてくれる存在。おかげでより一層彼女の言葉を信用することができた。 「あいつらに、これ以上何ができるというの?わたしはすでに息子を奪われているのよ」 前半はISに志願してシリアに渡った息子など、当事者の母親を中心に取材。 『ホテル・ムンバイ』にて少年たちが無差別テロを図った理由は大金目的だったが、ここでは「人間の根本的な欲求を満たすため」と言われている。 出自や多感な時期に起こった辛い出来事に耐えかねている彼らは、「リクルーター」(ISなど過激主義組織から戦闘員を勧誘する人物)にとっては格好のターゲットになる。「ここじゃないもっと良い場所に行きたい」というのは(自分も含め)誰もが抱く願望だ。 その衝動は身内にすら止めることができないという事実に絶句するほかなかった。 過激主義組織はブラック企業のようだと思う。 思想を盲信するか、異変に気づき脱退するか。異変に気づけても、そこで家族の温もりが恋しくなっても、手遅れの場合だってある。 また、上記の空虚感など誰でも陥りやすいというのに、世間はテロリストを単純な人間だと決めつけてしまいがちだという。 お国事情は違えど著者の訪れた国のメンター達に共通するのは、道を誤った若者との「対話」を根気強く続けていることである。 ここで特に印象的だったのが「ジハード」について。我々がイメージするような聖戦や武装攻撃ではなく、本来の意味は「自己の魂との闘い」を指す。つまり何かを克服するための努力。 「今週のあなたの『ジハード』は何?」 彼らを追い込んでいた「ジハード」が、人として前進するために背中を押してくれる。その克服こそが組織に対する最大の勝利なのかもしれない。
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ALLREVIEWS2022117掲載 評者:星慧子(本書訳者) 日経新聞20221217掲載 評者:高橋和夫(国際政治、中東)
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