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オカルト・クロニクル 増補新装版 奇妙な事件 奇妙な出来事 奇妙な人物
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2022/09/21 |
JAN | 9784576221472 |
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オカルト・クロニクル 増補新装版
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
「ふふふ…新装版とは名ばかりだなオカ番マツカク!旧版は気づかないような誤字があったというが、本書もわかりやすい誤字脱字があるではないか! その上、仮名にしているハズなのに、本名になっている箇所もあったぞ!!これはマズイだろ! 約束通り、ここは我々愛読者諸兄連合が仕切られてもらう!...
「ふふふ…新装版とは名ばかりだなオカ番マツカク!旧版は気づかないような誤字があったというが、本書もわかりやすい誤字脱字があるではないか! その上、仮名にしているハズなのに、本名になっている箇所もあったぞ!!これはマズイだろ! 約束通り、ここは我々愛読者諸兄連合が仕切られてもらう!」 ……とまあ、初版ではかなりアレな誤字や仮名になってない箇所がちらほらありますた。仮名じゃなかったは八丈島のナイ…とは違うと思うけど、校正さん目を通したのかな? とはいえ、旧版を持っていても読む価値は十分。 旧版時点では未解決だった坪野鉱泉失踪事件も事件解決で書き直されている。 新規収録の記事も読み応えあり。 事実やそれを積み重ねたものは小説よりも、ムーよりも奇なり。 事実を重ねれば重ねるほど、単純ではないことがわかり、しかしいざ解決すると「あの推論は…?」となる。 快刀乱麻の切れ味はなく、何かわかりそうでわからないもやもやはあるけど、これが本来の「奇妙」か…と改めて思うことしきり。
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未解決事件や凶悪事件を独自取材し様々な推理や事の顛末をまとめた本。「クロニクル」とありますが年代、地域ごとにまとめた本ではありません。タイトルのみで判断して購入するとやや肩透かしをくらうかもしれません。WEBの記事を書籍化したため独特のノリがやや気になりますが、新聞や週刊誌、一見...
未解決事件や凶悪事件を独自取材し様々な推理や事の顛末をまとめた本。「クロニクル」とありますが年代、地域ごとにまとめた本ではありません。タイトルのみで判断して購入するとやや肩透かしをくらうかもしれません。WEBの記事を書籍化したため独特のノリがやや気になりますが、新聞や週刊誌、一見して怪しい文献も読み込んでいる点に好感が持てます。「地震予知に捧げた椋平廣吉の人生」が特に面白かったです。
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洋泉社から出ていた旧版を弟から「兄ちゃんこんなん好きやろ」と貸してもらって以来すっかり著者のファンになり、サイトもひんぱんに覗くようになった。オカルトとはビリーバー(信奉者)とスケプティック(懐疑派)の間に深い溝がある分野だけど、著者は言わば「愛にあふれた懐疑派」で、独特のシニカ...
洋泉社から出ていた旧版を弟から「兄ちゃんこんなん好きやろ」と貸してもらって以来すっかり著者のファンになり、サイトもひんぱんに覗くようになった。オカルトとはビリーバー(信奉者)とスケプティック(懐疑派)の間に深い溝がある分野だけど、著者は言わば「愛にあふれた懐疑派」で、独特のシニカルかつちょっとキモい文体で、軽妙洒脱にガス抜きをしつつ、さまざまな怪事件や謎の現象をあらゆる方向から分析し、掘り下げている。結果、ことごとく迷宮入りのまま解決はしないのだけれど、何となく溜飲が下がるというか、スッキリした読後感に持っていくのだから脱帽。次回作も準備中ということで、楽しみに待ちたい。
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