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嵐の中の北欧 新版 抵抗か中立か服従か 中公文庫
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嵐の中の北欧 新版 抵抗か中立か服従か 中公文庫

武田龍夫(著者)

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嵐の中の北欧 新版 抵抗か中立か服従か 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2022/09/01
JAN 9784122072619

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2024/08/13

 現在、北欧諸国は比較的政治が安定しており、平和な印象を思い浮かべるかもしれない。実際、どの国も治安の良さや社会福祉の充実度は世界屈指である。しかし、第二次世界大戦時代において、各国が辿った運命は必ずしも同じではない。奇跡的に参戦せずに済んだ国もあれば、戦争に参加せざるを得ない状...

 現在、北欧諸国は比較的政治が安定しており、平和な印象を思い浮かべるかもしれない。実際、どの国も治安の良さや社会福祉の充実度は世界屈指である。しかし、第二次世界大戦時代において、各国が辿った運命は必ずしも同じではない。奇跡的に参戦せずに済んだ国もあれば、戦争に参加せざるを得ない状況に追い込まれた国もある。本書はそんな北欧の国々の歴史、具体的にはフィンランド、ノルウェー、スウェーデン、そしてデンマークの歴史的経緯に着目して、現代の政治体制に至ったのかを見ていく。  まずフィンランドの歴史であるが、この国はソ連とフィンランドとの戦争(冬戦争)で、一部の領土割譲で和平協定を締結した歴史がある。これはフィンランドの軍人マンネルヘイムの活躍が重要であった。圧倒的な資源や人口を持つソ連と比べて、フィンランドは小国であり、ゆえにソ連のほうが戦争において優位な立場である。そんな現状を把握したうえで、マンネルヘイムは、国軍が健全な状態である間に、和平交渉を成功させることが残された道だと判断した。国際連盟や隣国があてにならない孤立状態だと理解していたため、ソ連との交渉で一部の領土を割譲せざるを得なかった。しかし、それによって最悪のケースは避けられ、犠牲者をむやみに増やすことなく収束した。一方で、その後フィンランドがナチスドイツと手を組んで、ソ連の戦争に参戦した(継続戦争)経緯ははっきりしないという。  ノルウェーの場合、1940年ナチスドイツがノルウェーに侵攻して、傀儡政権が立てられた。ナチスドイツによる占領期間、ノルウェー政府を掌握したのがキスリングである。キスリングはナチスドイツに感化された人物で、政権を担った際、王位廃止、議会の解散などを実行して、キスリングに同調しない者は排除された。そんな状況下でも、抵抗運動は活発化しており、ドイツの敗北が決まり、キスリングは逮捕されて死刑が下された。  北欧諸国で、唯一最後まで中立国を保ったスウェーデンは、本書を読むと偶然が重なって、結果的に中立を保てたことがわかる。それと同時に、中立保持が参戦国と比べて、どれほど孤立な戦いで危ない橋を渡っていたのがわかる。スウェーデンにも、キスリングのような人物は存在したが、キスリングほどの指導力がなかったおかげで、ノルウェーと同じ道を辿らずに済んだ。これもある意味偶然であった。  最後にデンマークの歴史であるが、この国の場合、ドイツの侵攻からわずか4時間で降伏した。これは本書で言及されているが、デンマークには逃げるべき山岳地帯はなく、土地が平坦であった。また救援の余裕もなかったことから、抵抗できる時間がわずかであった。このように、北欧諸国は別々の運命をたどってきたが、いずれにせよ第2次世界大戦の経験から大国の恐ろしさを痛感し、小国ならではの安全保障を模索したのである。

Posted by ブクログ

2022/11/16

激動の第二次世界大戦中、大国独ソの狭間で北欧の小国はいかに生き延びたか。その苦闘の歴史をドラマチックに綴る。〈解説〉岡崎久彦〈新版解説〉大木 毅

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