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北園克衛詩集 現代詩文庫1023巻
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北園克衛詩集 現代詩文庫1023巻

北園克衛(著者)

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北園克衛詩集 現代詩文庫1023巻

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 思潮社
発売年月日 1981/06/01
JAN 9784783708087

北園克衛詩集

¥220

商品レビュー

3.7

5件のお客様レビュー

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2017/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 研磨された無駄のない詩の数々。キザじゃないか?みたいな、バブル時代すら幻視可能の言葉だが内容はこのさいとっぱらって意味を度外視しても構築された文字並びに意味が染み出す味わい。好きだ。 読了 2017/03/25

Posted by ブクログ

2011/07/26

スコットランドへ持って行った3冊のうちの1冊。現代詩文庫の1023巻。北園克衛は昭和の日本を代表するモダニズム詩人だけれど、彼の詩集を真っ当な価格で手元に置くことは現在はできない。「いま/去っていく秋の/ブルーの風/の/なかに/いて/ジャコメッティの/青銅の彫像/の/ように/孤独...

スコットランドへ持って行った3冊のうちの1冊。現代詩文庫の1023巻。北園克衛は昭和の日本を代表するモダニズム詩人だけれど、彼の詩集を真っ当な価格で手元に置くことは現在はできない。「いま/去っていく秋の/ブルーの風/の/なかに/いて/ジャコメッティの/青銅の彫像/の/ように/孤独/の/憂愁/の/直線/の/ブルーの長い影/を曳き/白とブルー/の/縞/にみちた/海/のブルー/を/見ている人の/細い背中/も/ブルーである」。

Posted by ブクログ

2011/05/04

青くて、四角くて、ひんやりとしている、というのが第一印象。 このひとの詩はとても絵画的。でも、静かにじっくりと絵画を見つめていたら突然銃声が響いたりして、視覚だけではなく聴覚や触覚も混ざってくる、言葉なのにね。詩ってすごい、と小学生みたいな感想を抱いてしまう。少しずつずれていく...

青くて、四角くて、ひんやりとしている、というのが第一印象。 このひとの詩はとても絵画的。でも、静かにじっくりと絵画を見つめていたら突然銃声が響いたりして、視覚だけではなく聴覚や触覚も混ざってくる、言葉なのにね。詩ってすごい、と小学生みたいな感想を抱いてしまう。少しずつずれていくイメージもとても楽しい。 ヤリタミサコさんが「ビートとアートとエトセトラ—ギンズバーグ、北園克衛、カミングズの詩を感覚する」という本で北園克衛の詩について書いており、それを読んでから再読したらまた違った面が見えてきて、ああ、一粒で何度でも美味しい。

Posted by ブクログ