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歌集 じゃんけんできめる
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2022/09/02 |
JAN | 9784093888783 |
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歌集 じゃんけんできめる
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
孫であること、娘であること、母であること… 40歳台くらいの子を持つ女性なら、立ち止まって考えてしまうことがあるのではないでしょうか。そんな揺れる心に、聖子さんの短歌がそっと寄り添ってくれます。お子さんたちの短歌は、もぅ、瑞々しいと言うだけじゃ足りない! キラキラ眩しいだけじゃな...
孫であること、娘であること、母であること… 40歳台くらいの子を持つ女性なら、立ち止まって考えてしまうことがあるのではないでしょうか。そんな揺れる心に、聖子さんの短歌がそっと寄り添ってくれます。お子さんたちの短歌は、もぅ、瑞々しいと言うだけじゃ足りない! キラキラ眩しいだけじゃなく、憂いすら感じる歌もあります。私は、ひき算とかけ算の歌が好きですょ。
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5552さんのレビューで知った本です。 5552さんありがとうございます! 親子三人で朝日歌壇に掲載された短歌の親子歌集。 朝日歌壇には松田梨子ちゃん、わこちゃん以外にも小さな歌人がいたのですね。 お姉ちゃんの葵ちゃんは作り始めて4首目から歌壇に掲載されたそうです。 才能は年齢...
5552さんのレビューで知った本です。 5552さんありがとうございます! 親子三人で朝日歌壇に掲載された短歌の親子歌集。 朝日歌壇には松田梨子ちゃん、わこちゃん以外にも小さな歌人がいたのですね。 お姉ちゃんの葵ちゃんは作り始めて4首目から歌壇に掲載されたそうです。 才能は年齢に関係ないのですね。 母の聖子さんは初めて作った歌が歌壇に載ったそうで、それも凄い! 葵5歳~ ゆっくりとバニラアイスをすくったらしろいことりのはねになったよ ランドセルはじめてせおうとうれしくてきんいろのきもちになりました はがぬけてかけっこしたらすきまからあきのかぜがはいってきたよ 新しい国語の教科書帰ったらすぐに読みたい四月の楽しみ 10才のたん生日なのに来なかったまほう学校入学案内 聡介6歳~ たんじょうびケーキはプリンアラモードろうそく7ほんぜんぶきえたよ おねえちゃんハリー・ポッターよんでるとぜんぜんはなしをきいてくれない きゅうしょくのれいとうみかんだいすきで5じかんめまでいいにおいです ふうせんが九つとんでいきましたひきざんはいつもちょっとかなしい ぜん力ではしって帰るクリスマスが早く来てくれそうな気がする 算数の九九で一番すきなのは九のだんですかっこいいから 聖子(2012年~) タンポポの綿毛で練習したおかげ二歳のろうそくふぅーっと一息 幼子は「うそってなぁに」尋ねくる澄んだまなこで指きりのとき 息止めて薄く小さな爪切れば私の膝に浮かぶ三日月 玄関に家中のくつ並べられお出かけしたい気持ち溢れて 新しい友達の家玄関を開ければふわりとその子の匂い 身をもって死というものをひ孫らに教えて祖母は空へと還る 神様が定規で引いたかのような飛行機雲の完璧な朝 サ行には風が吹くと幼子に言語聴覚士はうなずけり しろたえのガーゼのマスクをベランダに大中小と並べ干す春 ころがってどこかへ行きたい気分らしいえんどう豆を子とむけば初夏 ※フォローしてくださっているブク友の皆さまへ 今月頭にコロナに罹り、軽症で発熱もなく、症状も消えて普通に生活していましたが、一昨昨日、インフルエンザの予防接種をしたら、なんだか後頭部が痛くなり細かい字の小説が読めなくなってしまいました。今、図書館から予約本も順番が来ていて凄くもったいないのですが。この本のような大きい字の歌集ならなんとか読めるのですが。よって、しばらくレビューお休みするかもしれません。 そして万が一、いいね!やコメントの返信がなかったら調子が悪いんだなと思っていてください。 忘れているわけではありません。でも、いいね!は日課なので大丈夫かとは思いますが。
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朝日歌壇で話題の山添聖子さん・葵ちゃん・聡介くんの、母と姉弟の歌集。 とっても良かったです。 葵ちゃんが二歳のとき、聖子さんが詠んだ歌がこちら。 〈たんぽぽの綿毛で練習したおかげ二歳のろうそくふぅーと一息〉聖子 ──読者の頭の中で、たんぽぽがろうそくとなり、綿毛が炎となり。...
朝日歌壇で話題の山添聖子さん・葵ちゃん・聡介くんの、母と姉弟の歌集。 とっても良かったです。 葵ちゃんが二歳のとき、聖子さんが詠んだ歌がこちら。 〈たんぽぽの綿毛で練習したおかげ二歳のろうそくふぅーと一息〉聖子 ──読者の頭の中で、たんぽぽがろうそくとなり、綿毛が炎となり。 二歳の子の力強いひと息が成長を感じさせます。 葵ちゃんが聖子さんのマネをして指折り数えて歌を詠みだしたのが五歳。 こちらの歌は六歳のとき。 〈おつきさまみたいにままがやせたのはおばあちゃんがもういないから〉葵 ──お母様をよく観察されていますね。月が痩せていくこととママが痩せていくことをくっつけたのが、かなしくも詩的。この歌で朝日歌壇初掲載。 弟の聡介くんが短歌をはじめたのは六歳のとき。 歌集の帯にあるこの歌は七歳のときのもの。 〈ふうせんが九つとんでいきましたひきざんはいつもちょっとかなしい〉聡介 ──上句は算数の文章でしょうか。下句でハッとします。おとなが忘れていたものを思い出すような、そんな歌です。 *** 平易な言葉と言い回しで、よみやすく、満足感のある一冊。 聖子さんの子育て短歌は、「子どもといるよろこび」が詰まっているようで、お子さんのいらっしゃる方なら、さらに感じ入るものがありそうです。 しあわせと感性のおすそわけ、されてみませんか?
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