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武士の情け 本丸 目付部屋 12 二見時代小説文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2022/08/26 |
JAN | 9784576221298 |
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武士の情け
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
目付10人、筆頭の妹尾十左衛門を筆頭に、皆若手も含め、いつも良い采配をしている。 第4話からなるのだけど、どれも、話の問題が、色々で、面白い。 第1話の「駆け込み」についても、大身旗本とその家臣が駆け込んだ 小石高の旗本。 公平さを求め、若い武士の前途も考慮する所が、良い。 「褒美」ちょっと前に、平谷美樹氏の「でんでら国」を読んだのだけど、帳場付けも、大変な仕事で、費用も時間も要するものだと・・・ そして、上様の下賜の褒美を、無碍に出来ない事に、頭を悩ますのだけど、万事良しと、・・・ 「接待」を読んでいた時に、五輪の談合疑いが、又発覚の報道で、甘い言葉と、目の前のお金に目が眩む輩。 名主の隠居もだけど、目付の佐竹にも生き甲斐を与える所も良い。 「闇医者」昔の医師は、何も資格が無くても出来ていた商売である。 腕が、良くないと、医師は続かない。 中絶の危険性も、知らずに処方する側も、そして、お手付き女中を無理やり、その医師におもねることも・・・ ちょっと、複雑な思いを持つ稲葉。 この事件の最後には、母の思いも理解出来た事だろう。 皆、仕事熱心で、人を思いやる姿が、良い。 今の世の中にも、こんな部署があり、活躍する人がいてくれたら、良いのにと、ついつい願ってしまいながら、読み終えた。
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テレビドラマの企画、脚本を経て本格時代小説を描き始めた作者のシリーズ12作目。 今回も大満足の大好きなシリーズ作品。 江戸城でめつけしゅう10人を束ねる筆頭妹尾十左衞門。 今回の事件に当番目付けに、自身が大身旗本で武家の有様を何より重んじる小原孫九郎が現場に赴いたことにより、...
テレビドラマの企画、脚本を経て本格時代小説を描き始めた作者のシリーズ12作目。 今回も大満足の大好きなシリーズ作品。 江戸城でめつけしゅう10人を束ねる筆頭妹尾十左衞門。 今回の事件に当番目付けに、自身が大身旗本で武家の有様を何より重んじる小原孫九郎が現場に赴いたことにより、目付け衆が気をもむ様が微笑ましくその信頼感を寄せる様子が読んでいて読者がつい一緒に心配してしまう。 弱者についつい贔屓目を持ちがちな小原だが、その実自分を知っていて「目付け公平」に苦心し難問を解決に向かわせる。 はたまた、目付けの前身が勘定方に長く勤めた佐竹が担当した事案。数多くの村々を丹念に歩き体を壊してしまう。だが、勘定方依頼その案件に問題意識があった佐竹は筆頭の依頼した仕事で一時は引退を考えていたがやる気を持ち直し体調も復活。 このシリーズ、この10人衆の筆頭を始め、互いの人格も尊重しながら「目付け」の仕事をやり切るその意識、意地が素晴らしく仕事人としての誇りを全うする様子が現代でも十分通じる作品で大好きな要素!
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