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右大臣実朝 他一篇 岩波文庫
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右大臣実朝 他一篇 岩波文庫

太宰治(著者)

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右大臣実朝 他一篇 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2022/08/12
JAN 9784003109076

右大臣実朝 他一篇

¥715

商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2025/11/10

2025.11.10 実朝の浮世離れしたような存在をあの書き方で表現するのは天才的だと思う 聖徳太子の存在もでかかったように感じる

Posted by ブクログ

2024/09/16

こういう形式の小説もありなんだと素直に驚いた。 歴史書の淡々とした記述を 肉付けしながら物語を生み出していく。 実朝を崇拝する近習の視点が推しが尊い、という現代的感性と重なって面白い。 平家ハ、アカルイ アカルサハ、ホロビノ姿デアロウカ 人モ家モ暗イウチハマダ滅亡セヌ カタ...

こういう形式の小説もありなんだと素直に驚いた。 歴史書の淡々とした記述を 肉付けしながら物語を生み出していく。 実朝を崇拝する近習の視点が推しが尊い、という現代的感性と重なって面白い。 平家ハ、アカルイ アカルサハ、ホロビノ姿デアロウカ 人モ家モ暗イウチハマダ滅亡セヌ カタカナで書かれる実朝の 人ならぬ存在感が印象に残る

Posted by ブクログ

2024/04/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 山川出版社の『詳説日本史研究』は、実朝について、北条氏のまったくの傀儡であるという従来の見方を否定するとともに、「実朝の武士に似つかわしくないこうした行動(和歌や蹴鞠を愛好し、官位の昇進を望んだこと)は、彼のおかれた過酷な環境と関係があったのかもしれない」としている。ちょうどこの記述に出会った時期と『右大臣実朝』を読んだ時期が重なったということもあって、実朝の宿命にいっそう想いを馳せることとなった。  物語の後半で実朝は遊興に耽り、政治への関心を失っていく。「アカルサハ、ホロビノ姿デアロウカ」という言葉が示すように、民の状況を顧みない華やかな儀式を行い、その後鶴岡八幡宮で公暁に殺される。その有様を見ていると、実朝とは、人物というよりも、私達には及びもつかない火そのものという感じがして、火がとつぜん明るさを増し、次の瞬間には消えているというような、自然的な何かを思い起こさせる。これが解説で述べられていた「へだたり」ということなのだろうか。  公暁によると、実朝は、京に染まろうとして染まれなかった人物である。一昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では「あずまえびす」という言葉が使われていたが、京の人間にはまさにそのような認識があったのかもしれない(と実朝は思っているのだろうか)。  「過酷な環境」の中で実朝が京の真似事に楽しみを見出すことと、そこで発揮された彼の才覚について、私は自らと実朝を切り離して読もうと努めてはいたが、公暁の語りによって、京と私のあいだで実朝の「わかりやすさ」が揺らいでいくようで、理解できそうで手が届かない微妙な描き方をしているところが素晴らしいと思った。

Posted by ブクログ