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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2022/07/27 |
JAN | 9784103353140 |
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商品レビュー
4.1
18件のお客様レビュー
達身や忍、イクや皆子たちが経験した戦時の硫黄島や父島の状況は強く印象に残りました。 読み手の私に当時の硫黄島の知識が足りてなかったせいか、物語の進行が鈍く状況描写ばかりで動きが乏しく感じられました。 本書を読み進める中、その部分がストレスになって、うまく物語に入っていけなかった...
達身や忍、イクや皆子たちが経験した戦時の硫黄島や父島の状況は強く印象に残りました。 読み手の私に当時の硫黄島の知識が足りてなかったせいか、物語の進行が鈍く状況描写ばかりで動きが乏しく感じられました。 本書を読み進める中、その部分がストレスになって、うまく物語に入っていけなかったのは残念でした。 結末も読み手側の感性にゆだねられてますし、私には合わなかったです。 映画『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』を再度見返してみると、また本書も違った見方ができて感想も変わるような気がします。
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時系列と語り手が移り変わるので、最初は戸惑うが、惹き込まれて読んだ。硫黄島、父島の戦中戦後の家族の物語。現代を生きる孫世代との謎の交信が不自然でなく描かれ、謎への興味に引っ張られて読めた。 硫黄島に米軍が上陸して戦場となっていたことを初めて知ったし、そもそも島の存在を知らなかった...
時系列と語り手が移り変わるので、最初は戸惑うが、惹き込まれて読んだ。硫黄島、父島の戦中戦後の家族の物語。現代を生きる孫世代との謎の交信が不自然でなく描かれ、謎への興味に引っ張られて読めた。 硫黄島に米軍が上陸して戦場となっていたことを初めて知ったし、そもそも島の存在を知らなかった。内地に引揚げる家族と別れ、島に残らなければいけなかった人達の悲惨な運命。描写は淡々としていながら、それぞれの人物が語り手として登場することで飾りのない心情が伝わる。終わっていない終わり方も良い。
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※このレビューにはネタバレを含みます
親が離婚したことにより苗字の異なる兄妹である横多平と三森来未。平には祖母の妹から、来未には祖父の弟から、すでに亡くなったはずの人からなぜかメールや電話がくる。さらには平がいる2020年はコロナがなく東京オリンピックが開催されているが、来未のいる2020年はコロナが蔓延していてオリンピックも延期された。 海の水平線の向こうには見えなくても島や大陸が確かに存在しており、ということはすでに亡くなっいて目には見えなくてもその人の思いが残っていたり会話したりもできるのでは…というのが著者の言いたいことだったのかな? 皆子が突然失踪した理由が最後まで明かされず、平が大島まで行ったがそこに皆子が住んでいたのかどうかもわからずじまいで消化不良な読後感だった。
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