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ボイジャーに伝えて
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 風鯨社 |
| 発売年月日 | 2022/07/22 |
| JAN | 9784991156816 |
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ボイジャーに伝えて
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
村上春樹的な世界だな、と思った。といってもありがちな猿真似/エピゴーネンではなく、その作品を貫く哲学において(どこまで著者が意識していたかはわからないが)こちらの理解を超えた「異界」をめぐることで(そして、言語化不能な「死」をたんねんに考察することで)そこから「生」のかけがえのな...
村上春樹的な世界だな、と思った。といってもありがちな猿真似/エピゴーネンではなく、その作品を貫く哲学において(どこまで著者が意識していたかはわからないが)こちらの理解を超えた「異界」をめぐることで(そして、言語化不能な「死」をたんねんに考察することで)そこから「生」のかけがえのなさを逆照射するところが似ていると思ったのだ。男に都合がよすぎる女性描写がやや気にならなくもないのだけれど、それでもここに内在する骨太の哲学を斬って捨てたくない。生きている者として死者の記憶をどう保持し、それを誰かに伝えるべきなのか
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読みきれるかなと思いながら読みはじめて、最初のおちんちんの話でぐっと引き込まれました。 人との関係性について、私も考えていてもなかなか答えの出ない問題の、核心に触れてくれているような箇所もあり。答えではないがひとつの形を示してくれている小説のように感じた。 「I'm...
読みきれるかなと思いながら読みはじめて、最初のおちんちんの話でぐっと引き込まれました。 人との関係性について、私も考えていてもなかなか答えの出ない問題の、核心に触れてくれているような箇所もあり。答えではないがひとつの形を示してくれている小説のように感じた。 「I'm here.」「I'm glad you are there.」繰り返し出てくるハルモニウムの関係性も、描かれているもの以外にもなにかを示唆しているような気がします。 読んでいてなんだかドキドキする小説でした。 感想をまとめようと思うと難しく、断片的で部分的なものになりますが書いてみました。
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この物語を前にして、どんな言葉を吐けばいいのか皆目見当もつかないし、どれだけ長い時間を過ごせども流暢に言葉を紡げる人間になれる気もしない。ぼくたちは、宇宙の深遠へと孤独な旅を続けるボイジャーの背を追うように、有限性の中で、ちょっとばかりの諦観を抱いて、半ば惰性を貪るように生を包含...
この物語を前にして、どんな言葉を吐けばいいのか皆目見当もつかないし、どれだけ長い時間を過ごせども流暢に言葉を紡げる人間になれる気もしない。ぼくたちは、宇宙の深遠へと孤独な旅を続けるボイジャーの背を追うように、有限性の中で、ちょっとばかりの諦観を抱いて、半ば惰性を貪るように生を包含した死を受容しながら生きていかなければならない。 こんなときに思い出すのは、ルポルタージュを続けていたカポーティにアンドレ・ジッドがかけた中東の諺である。犬は吠えるがキャラバンは進む、おれというキャラバンはどこかで吠える犬など露知らず熱力学的に前へ進むことをやめないように、時間が不可逆な現実を淡々と過ごし、ボイジャーが未開の空間を淡々と切り開いていくみたいに1人静かに歩を進める。誰かが自分の内面に介入することがあれど、時はなりふり構わずに止まることを知らない。そんな時分に明確な自己を見失わない難しさを痛感させられる瞬間が訪れる、予祝のようであった。 どうかこの本が、ぼくにとっての、どこの誰かも知らない人にとっての、ささやかな希望の本になりますように。そしていつの日か誰かと駒沢敏器に関する話で、花を咲かせられる日が来ますように。
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