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Slowdown 減速する素晴らしき世界
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Slowdown 減速する素晴らしき世界

ダニー・ドーリング(著者), 遠藤真美(訳者), 山口周

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Slowdown 減速する素晴らしき世界

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2022/07/15
JAN 9784492396667

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商品レビュー

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2025/04/22

2025/4/27(日)読了。 人口が減ったりして(人間社会の活動は、主にヒトによるもの笑)、社会の活動はスローダウンする。 女性が教育を得られる機会が増え深化しているため、“子どもを産む、その諾否もタイミングも、選べるようになっている”ことが、少子化の原因だろう。社会保障などの...

2025/4/27(日)読了。 人口が減ったりして(人間社会の活動は、主にヒトによるもの笑)、社会の活動はスローダウンする。 女性が教育を得られる機会が増え深化しているため、“子どもを産む、その諾否もタイミングも、選べるようになっている”ことが、少子化の原因だろう。社会保障などの、制度の整備も理由。 多くの子どもの家庭よりも、少ないきょうだいの方が、より多くの手間を掛けて育てることも出来るのだろう。 間引かれていき、それなりの数となることで、 より丁寧に、深化するのだろう。 より丁寧に、考えて選択することも出来るようになる。 “安かろう、悪かろう”という製品を、広告に乗せられて慌てて選択することも無くなるのだろう。 資本主義だって、消費者のことも、環境のこと(消費者が住む世界)も、もっと考えて、深化せねばならなくなるだろう、という観点からも、決して所謂“スローダウン”が悪いことでは無いのだろう。 また… ヒトは、多くのひと(他人)たちとは異なる考え方や行動を選択することを怖がるものなのだろう。 本にも書いてあるように、“減速していること”を、 慣れていないしこれまではそうでは無い(たまたま、すごく加速していた社会に生きて生活してきた)から、怖がるものなのかもしれない。 この本の内容と私の感想を、簡単に妻に話したところ、 「そういえば、(以前は問題になっていた)“保育園に子どもを入れられない問題”も、今は、大田区では定員割れになっていて、仕事をされていない家のお子さんも預けられることになっているそうだよ」と言われた… あんなに、“保育園に入れられず、仕事の継続か?育児なのか?どちらを優先するのか?と悩ましかった社会問題も、今はもう過去、なのでしょうか?…変化の速さに驚いています… 以下は読書中に記載したもの。 人口増加はスローダウンしているようだ。 その理由は、衛生環境や貧困の環境が、過去よりも(1901年以前と以後)改善され、多くの子どもを産まなくても幼児の生存率が高まり、少子化でも自身の老齢時の面倒は見通しがつくこと(また、健康保険等の社会制度の充実)、また主に女性の、子どもを産むか産まないか?も含めた、選択が出来るようになっている知力の増進により、出生率が減少していることに拠る、という。 人口についてはそうかもしれないが、ほかのことはどうか?という疑問は残る。 それでも、"これまでの一時代のような、常に成長(市場の拡大)が求められる帝国主義や資本主義"では、豊かな(←どういう意味での?自身への疑問)社会を築くことは限界があるだろう、スローダウンしていることも可能性としてもう十分に有り得る、ということを、まずは気付きとして得られることは、内容としてとても良い本である、と思う。 そのうえで、ではこれからは、なにを以て"豊かな社会と考えるのか?"、"どう社会を構築していくべきなのか?"を考えることが必要になるのだろう。 今までのように、拝金主義(ともかく、まず自身が儲けて、それが"豊かになるということだ"と考えること、と私は捉える)では、社会がさらに劣化する(構成員がお互いに楽しく暮らせない)と思う。 "トリクルダウン理論"、内容を詳しく知っているわけではなく、見当はずれな物言いかもしれないが、日本語に訳して"おこおぼれ理論"という名称からして、大変、人を見下した、失礼な考え方で、富裕層の牽強付会なのでは?と思ってしまいます…

Posted by ブクログ

2024/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1900年から2000年の期間があまりにも変化の激しい時代だった。だから僕らはこの期間を生きているためにこれがずっと続くだろうと思っている。しかし、僕らの普通はほとんど起こりえない時代を生きたためにおかしくなってしまってる。変化の激しい時代も終焉を迎え、資本主義から新しい時代へと移っていく。公正と安定がより増す時代である。また今まで起こったようなとても大きなイノベーションはもう起きない。これから起きる変化は起きても小さな変化である。変化が小さいために、人間は退屈になってしまう。だから、娯楽やスポーツ、音楽、芸術がより発展していくように思う。そこにITは大きな役目を果たすだろう。消費資本主義は終焉を迎え、これからは競争ではなく協調が尊重されていく。そんな社会の中で主役となるのは、男性ではなく女性である。今まで求められてきた男らしさやリーダーシップではなく、女性のような協調性が求められていく。今まで人間は外部環境を変えることに努力してきた。しかしこれからは、内部(人の考え方や態度)を変えていくことになる。

Posted by ブクログ

2023/03/21

イギリスの地理学者による「今の世界は減速しつつあり、それは良いコトだ」という主張の1冊。 原題を直訳すると「減速 - 大加速(グレート・アクセラレーション)時代の終わりと、それがなぜこの星、経済、我々の暮らしにとって良いことなのか -」という感じでしょうか。 本著、論旨もちょっ...

イギリスの地理学者による「今の世界は減速しつつあり、それは良いコトだ」という主張の1冊。 原題を直訳すると「減速 - 大加速(グレート・アクセラレーション)時代の終わりと、それがなぜこの星、経済、我々の暮らしにとって良いことなのか -」という感じでしょうか。 本著、論旨もちょっと引っ掛かるのですが、それにしても500ページ(脚注除く)使うには少し冗長に感じたのと、グラフの見辛さや本としての読書中の引っ掛かりを踏まえて、☆2つとしました。個人的には、本著以外に時間を使った方が有益かなと。 (本著内のツッコミどころを途中まで読書メモに入れてたのですが、結構な量になってしまいました…) 英語版Wikipediaの著者ページも見に行ったのですが、地理学者さんながらここ10年くらい一般向けの本を色々書かれていて、本著もこの文脈なのでしょうか。(その中で本著だけ邦訳されたのは、日本が"衰退"の先進国だからでしょうか…) まず、本著の言うスローダウンが進んだ社会では、下記のような変化があるそうです。 ・お互いをもっと気づかうようになり… ・考える時間が増え… ・モノを長く使うようになって、ゴミが減る えー、、スローダウンの先頭に立つ日本人として、最近は治安の悪化を感じているところです。。著者が想像するような形で、みんな大人しく衰退を受け入れるんでしょうか。↑みたいな余裕は、最初に無くなると思うんです。 あと本著、そもそもスローダウンそのものの定義が曖昧だと感じました。人口減なのか、財務の悪化なのか、イマイチ明確でないような。 本著を読んだ上での個人的な見解としては、未来に対しては基本的にはポジティブで、(本著の主張とは違いますが)これからももっと暮らしを変えるような技術は出てくると思ってます。 あまり明るくない未来があるとしたら、人間の優秀さが方向違いに発揮される場合かなと。特に企業が目先の業績や株価をクリアするために、例えば一生飲み続けないといけない薬を発明する…とか。 あと、翻訳や編集もちょっと気になる箇所が。あんま書いてもな…と思ったので↓に並べておきます。 本著、並んでいるデータはとっても豊富なのですが、それがスローダウンの証跡かと言うとそうとは思えず。同じコトを言いたいにしてももうちょっと別のアプローチがあるのではないかと思い、もったいないような感覚も抱きました。 ------------------------------------------------------- (翻訳等で気になった箇所) ・エンクロージャーが訳されて「囲い込み」になってたのは少し驚きました。今の学校の世界史はコレで習ってる? ・「ペスト」と「黒死病」が書き分けられてたんですが、考えあっての訳なのでしょうか。 ・グラフの単位が「100万人」「10億人」となってるのは単に直訳してしまったんだな…と残念な感じです。「1.5×10億人」とか、訳の段階で吸収できるでしょうに… ・世界の1人当たりGDP、本著の記載だと2006年→足元の間に激増してるんですが、グラフとも一致せず過去値が少なすぎるような…。年間の伸び値な気がしますが、そう読めない文章でした。(1950年代:$150、1972年:$260、2006年:$470、いま:$15,000強)

Posted by ブクログ