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ジャンパーを着て四十年 ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2022/07/11 |
| JAN | 9784480438287 |

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ジャンパーを着て四十年
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商品レビュー
3.2
5件のお客様レビュー
非常に微妙な読後感。解説で武田砂鉄氏が服装の自由化を同調圧力との対比で論じているが、著者の主眼はそこではない(本書のタイトルに現される著者自身の服装スタイルが相通じるにもかかわらず、武田氏には衒いが感じられない)。本書では服装の近代化、民主化に力点が置かれていて、和装が前近代的な...
非常に微妙な読後感。解説で武田砂鉄氏が服装の自由化を同調圧力との対比で論じているが、著者の主眼はそこではない(本書のタイトルに現される著者自身の服装スタイルが相通じるにもかかわらず、武田氏には衒いが感じられない)。本書では服装の近代化、民主化に力点が置かれていて、和装が前近代的なものとして否定され、より気軽で機能的な洋装と既製服が礼賛される。オリジナルな一品生産よりも大量生産大量消費に方向づけられる点は現在の良心的識者の動向と真逆と言っていい。そこは昭和40年代という本書初版の時代を強く感じさせるところである。 洋装化や既製服化の流れは見事に的中したが、50年後にはジャンパーで結婚式に出るのが普通になっているでしょうとの予言は、残念ながら外れてしまった。ファッションは個人の好みであると同時にそれを社会に向けて照らす試みであり、人々の服装への規範意識が根強く残るのも理由のあることだろう。
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考現学という学問の創始者兼、実践者の著者による随筆集。 ジャンパーという作業着を作業着としてだけでなく、普段着、外出着、要は日常何時でも着るようになったきっかけから、周りの反応とそれに対する反発から、末には「ジャンパーの先生」と呼ばれるまでになり、ジャンパーが正装になるに至るまで...
考現学という学問の創始者兼、実践者の著者による随筆集。 ジャンパーという作業着を作業着としてだけでなく、普段着、外出着、要は日常何時でも着るようになったきっかけから、周りの反応とそれに対する反発から、末には「ジャンパーの先生」と呼ばれるまでになり、ジャンパーが正装になるに至るまでの物語。 こうして書いてみると、常識を破壊するタイプの人物のようにも思えるが、ご本人は至って常識的な人物。そんな人物が感じた衣類についての疑問、そしてそれを長年に渡って人からとやかくいわれなくなるまで実践したことを読みながら、常識とか自由とか色々なことを考えさせられた。
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世の中を服装の視点から考察した本。50年以上前に書かれたものだけど感覚が現代に通ずるところが多く、筆者のものの見方や考え方が柔軟だと感じた。残念ながら今現在も形式に囚われて服装を周りに合わせる雰囲気は健在である。年に着るか着ないかという服を用意しておかないといけない文化、なんとか...
世の中を服装の視点から考察した本。50年以上前に書かれたものだけど感覚が現代に通ずるところが多く、筆者のものの見方や考え方が柔軟だと感じた。残念ながら今現在も形式に囚われて服装を周りに合わせる雰囲気は健在である。年に着るか着ないかという服を用意しておかないといけない文化、なんとかならないか。筆者直筆の挿絵がかわいくて和む。あとがきがほぼ奥さんに関する文章で泣いた。
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