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ジャンパーを着て四十年 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2022/07/11 |
JAN | 9784480438287 |
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ジャンパーを着て四十年
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ジャンパーを着て四十年
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
世の中を服装の視点から考察した本。50年以上前に書かれたものだけど感覚が現代に通ずるところが多く、筆者のものの見方や考え方が柔軟だと感じた。残念ながら今現在も形式に囚われて服装を周りに合わせる雰囲気は健在である。年に着るか着ないかという服を用意しておかないといけない文化、なんとか...
世の中を服装の視点から考察した本。50年以上前に書かれたものだけど感覚が現代に通ずるところが多く、筆者のものの見方や考え方が柔軟だと感じた。残念ながら今現在も形式に囚われて服装を周りに合わせる雰囲気は健在である。年に着るか着ないかという服を用意しておかないといけない文化、なんとかならないか。筆者直筆の挿絵がかわいくて和む。あとがきがほぼ奥さんに関する文章で泣いた。
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関東大震災のときからで、いつでもジャンパーを着て40年。学校教員としての仕事のとき、講演の演壇でも、冠婚葬祭や国際的パーティでも。 そこから著者は、服装やエチケット、世の中の習俗というものについて、深く考えることとなる。 本書では、礼儀作法の由来、服装改良の難しさ、ユニホー...
関東大震災のときからで、いつでもジャンパーを着て40年。学校教員としての仕事のとき、講演の演壇でも、冠婚葬祭や国際的パーティでも。 そこから著者は、服装やエチケット、世の中の習俗というものについて、深く考えることとなる。 本書では、礼儀作法の由来、服装改良の難しさ、ユニホームの効用、衣裳、服装の歴史を語る。 「家庭科にもの申す」などは、現在から見ると大部分の人の生活形態が変わってしまったので時代遅れに感じられるところもあるが、著者はあくまでも現実にみる生活様相をしっかり掴むことが大事だと言っている。 服装のことについての発言は、少し機能主義に過ぎるのでは、と思われないでもない。 著者の意見に賛成という訳ではないが、芯のあった人だったのだなあとの思いは強く感じた。
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「1.ジャンパーを着て四十年」 「2.礼儀作法の由来」 「3.きものの伝統」 「14.服装への提言」 は興味深く読んだ。 他の章は時代的なものもあるのだろうけど、ブルーカラーとホワイトカラーの峻別がすごくて驚いた。「大衆」や「工員」「農民」と(おそらくは大卒の)「サラリーマン」で...
「1.ジャンパーを着て四十年」 「2.礼儀作法の由来」 「3.きものの伝統」 「14.服装への提言」 は興味深く読んだ。 他の章は時代的なものもあるのだろうけど、ブルーカラーとホワイトカラーの峻別がすごくて驚いた。「大衆」や「工員」「農民」と(おそらくは大卒の)「サラリーマン」では教育のレベルも考え方のレベルも全く異なるので対応を変えなければならないみたいなことをあっさり述べていて「んんん?」という箇所が多かった。
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