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「みんな違ってみんないい」のか? 相対主義と普遍主義の問題 ちくまプリマー新書405
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2022/07/07 |
| JAN | 9784480684301 |

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「みんな違ってみんないい」のか?
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商品レビュー
4.1
39件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本を読んで一番印象に残ったのは、多様性を大切にしようとする考えが、必ずしも社会を良い方向に導くとは限らないという点である。市民運動の中でも、「女性」という集団の内部に「黒人女性」「白人女性」などの違いが見つかり、さらに細かな違いが次々と現れていく。その結果、人々はどんどん分かれていき、連帯が弱まり、運動が分裂してしまうという説明はとても印象に残った。多様性を細かく見ていくと最終的には一人ひとりの個人にまで分かれてしまい、その状態では人々がまとまって社会を変えることが難しくなるという点に納得した。多様性を強調しすぎると、人々がばらばらになり、結果として大きな権力に押さえつけられやすくなるという点が重要だと思った。人それぞれの違いを大切にすることは必要だが、それだけでは社会は成り立たない。だからこそ、何が正しいのかを人々が話し合いながら決めていくことが大切なのだと思った。 この部分を読んで、以前読んだ正欲(朝井リョウ)の内容を思い出した。社会では「多様性を認めよう」という言葉がよく使われるが、その多様性の枠にすら入れない人もいるという問題が描かれていたと思う。多様性と言いながらも、社会の中では結局「ここまでが認められる違い」という枠が作られてしまい、その枠に収まらない人は見えなくなってしまう。そう考えると、多様性という言葉は弱い立場の人にとって必ずしも有利なものとは限らないのではないかと感じた。
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「人それぞれだよね」で会話が終わってしまう寂しさの正体が、少しわかった気がします。 それは多様性を認めているようでいて、実は議論の放棄であり、相手を切り捨てていること。 「これが絶対正しい!」と言い切るのも危険だけど、「何でもあり」もまた無責任。 大切なのは、今より少しでもマシな...
「人それぞれだよね」で会話が終わってしまう寂しさの正体が、少しわかった気がします。 それは多様性を認めているようでいて、実は議論の放棄であり、相手を切り捨てていること。 「これが絶対正しい!」と言い切るのも危険だけど、「何でもあり」もまた無責任。 大切なのは、今より少しでもマシな「正しさ」に向けて、みんなで言葉を尽くすことなんですね。 高校生・大学生にも向けられている内容なのでサクサク読めますが、読後の「もやもや」はしっかり。問いを残すとはこういうことか、と実感しています。
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https://x.com/nobushiromasaki/status/2001889966096617662?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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