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「みんな違ってみんないい」のか? 相対主義と普遍主義の問題 ちくまプリマー新書405
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2022/07/07 |
| JAN | 9784480684301 |

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「みんな違ってみんないい」のか?
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商品レビュー
4.1
37件のお客様レビュー
https://x.com/nobushiromasaki/status/2001889966096617662?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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個人主義に走りすぎてる現代、「みんな違ってみんないい」という言葉が魔法のように使われている現代に違和感を感じていましたが、それがなぜ違和感だったのかを丁寧に説明してくれました。 たまに読み返したいよい本です
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社会には、相反する意見の中から一つを選ばなければならない場面がある。そのとき「人それぞれ」では済まない。著者は、絶対的な正しさを前提とする普遍主義でも、各人の価値観を等しく認める個人相対主義でもない、「より正しい正しさ」をつくるという第三の立場を提示する。 多様性を掲げる運動は...
社会には、相反する意見の中から一つを選ばなければならない場面がある。そのとき「人それぞれ」では済まない。著者は、絶対的な正しさを前提とする普遍主義でも、各人の価値観を等しく認める個人相対主義でもない、「より正しい正しさ」をつくるという第三の立場を提示する。 多様性を掲げる運動は、発展するほど内部にさらなる多様性を見出し、やがて個人相対主義へと行き着き、内部崩壊を招く危険がある。多様な人々が抑圧されずに連帯するためには、既存の名前やカテゴリー、すなわち権力が定めた社会的枠組みを一度は受け入れる必要がある。それを拒んで「人それぞれ」と言うだけでは、個々が分断され、連帯が生まれない。そして人々が分断された方が、権力にとっては支配しやすい。 この意味で「正しさは人それぞれ」という言葉は、一見多様性を尊重するようでいて、実際には支配構造を温存する作用をもつ。 「絶対に正しいことはない」としても、「より正しい正しさ」はありうる。その判断に必要なのは、ルールを正当化する手続き自体が正しいかどうかである。ある行為の正しさは、その行為に関わる人々の合意によって初めて成立する。 本書の要点は、道徳であれ事実であれ、正しさは与えられるものではなく、つくり出されるものだとする点にある。読んでいて、筆者が学術的な事柄を断定的に述べる箇所に「本当に?」と感じる部分もあったが、それもまた本書が提示する「より正しい正しさ」を考えるきっかけになっていると感じた
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