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理想の国へ 歴史の転換期をめぐって 中公新書ラクレ769
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2022/07/07 |
| JAN | 9784121507693 |
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理想の国へ
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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんだかずっと歴史の転換点にいるという話を聞くような気もするけれどー歴史的には、その「期間」が転換「点」とされるのか… 大澤真幸さんと平野啓一郎さんのお二方は、これまでも対談を重ねてこられていたそうで、 この本に収録されているのは、2020年~2022年に4度行われた対談。 1. 平成の天皇が退位を宣言した後の2019年1月 2. コロナ禍の2020年8月 3. コロナ禍の2021年3月 4. ロシアのウクライナ侵攻後の2022年4月 あとがきでは、 _諸々の大問題を直視するならば、未来予測はどうしても悲観的になりがちだが、私が大澤さんと一致しているのは、反シニシズムであり、また、自己批判なきナルシズム及び「現実主義」を偽装した「現状追認主義」への批判であって、本書でも、各々にあるべき未来の理想について語り、その選択の仕方を考えた。(平野)
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知性、思想、お人柄において信頼という意味では間違いない大澤真幸さんと平野啓一郎さんの、2019年1月平城天皇退位宣言の直後、コロナ禍となった2020年8月そしてロシアによるウクライナ侵攻後の2022年4月に行われた対談をまとめたもの、 コロナ禍、ウクライナ侵攻という大きなパラダイ...
知性、思想、お人柄において信頼という意味では間違いない大澤真幸さんと平野啓一郎さんの、2019年1月平城天皇退位宣言の直後、コロナ禍となった2020年8月そしてロシアによるウクライナ侵攻後の2022年4月に行われた対談をまとめたもの、 コロナ禍、ウクライナ侵攻という大きなパラダイムシフトととなるような危機、事態を目の当たりにし、大変冷静に語られている。帯には、鍛え上げられた施策と言葉で日本をバージョンアップする、と書かれているが、悪夢の安倍一強政権(アベスガ時代)の後岸田政権以降もマシになりどころか酷くなるばかりの中、なかなか現実にはバージョンアップは起こりそうにない。 大澤真幸さんは前書きで、今は、絡み合ういくつもの問題があり一つの問題の解決に集中できなくなっており、行動の前に考え抜くことが必要と書いているが(前述の日本における政権、政治勢力の、考え抜かなさ視野の狭さ状況を悪化させる早計浅薄な行動が止まらぬ中、、)なかなか日本バージョンアップの道は険しそうだ。 平野啓一郎さんが言う、相変わらずな日本人。日本列島に長く住んで文化的に均質な人たちというイメージからいまだ抜けられない人が多い、多様な人たちが存在して日本が成り立ってきたことを認められない人たち、だから多様な人、社会における共通認識の形成がないと。そのような想像力や世界観の欠如から、例えばいかに少子化を克服するかを浅薄に考える限り、労働力を集めるとかなにか条件付けて子どもを産ませるとかそんなことで労働力(外国人に共に暮らす社会を形成する仲間隣人として移住共生してもらうのではなく使い捨て労働力のイメージのまま。うわべだけの外国人研修制度の改変とか国際目線では全くありえない人権侵害レベルの難民法ならぬ入管法改悪とか。LGBT 差別禁止も夫婦別姓も行動として至極当たり前なのに法制化もしたくなければ現実に実施することもできない、マカ不思議な日本)どの問題を取ってもバージョンアップはなさそう。 歪んだ歴史認識、あいまいな日本人という 同一性が幻想や一部の人の妄想ではなく支配的であること、多様性に移行できない政治それにより教育や自由な考えが歪められ相対的にも絶対的にも世界から取り残されてきているだろうと思っているので、その感覚をしっかりとしたお二人の思想で裏打ち、増強していただけた。そしてさらに悲観を強めてしまうのだが。 平野さんの文人主義、個人の中に複数性を抱えながらいきることは不可欠ということが通底している。 日本を日本たらしめる天皇制直結の元号という区分による時代感覚、集団的記憶もさまざまに語られていて新しく知ることも多かった。 お二人が多岐にわたり本を引き合いに出して語られるので、ブックガイドとしても有用であり刺激的。 三島由紀夫、ベンヤミン、ブルシットジョブのグレーバー、斉藤幸平、ベルクソン、谷崎潤一郎、ジャレッドダイアモンド、ベネディクトアンダーソン (想像な共同体)など。膨大なおふたりの知をお裾分けいただきたくさんのヒントと、なんとも言えない心地悪さ(悲観)をいただいた。あとがきで、平野啓一郎さんは、 未来予測はどうしても時間的になりがちだが私が大沢さんとエッチしているのは半シニシズムであり自己批判なきナルシシズムおよび「現実主義」を偽装した「現場追認主義」への批判であること、とし、それぞれにあるべき未来の理想について語りその選択の仕方を考えたと、書いている。 未来の理想など提示されないこの国で、未来の理想を考えること諦めないこと知恵を求め使うこと。理想は思索の糧となり理想は現実を追求する。 良書。落ち着いて考えていく。
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読み易さと内容の濃さの両方を叶えた充実した対談。この組み合わせでは当然と思えるが、改めて1990年以降の日本が辿ってきた道を考えさせられる。本筋とはやや離れるがイチローが変えたベースボール感には鳥肌がたった。
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