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コロナ黙示録 2020災厄の襲来 宝島社文庫
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コロナ黙示録 2020災厄の襲来 宝島社文庫

海堂尊(著者)

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コロナ黙示録 2020災厄の襲来 宝島社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2022/07/06
JAN 9784299031556

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コロナ黙示録 2020災厄の襲来

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商品レビュー

3.3

16件のお客様レビュー

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2024/08/12

安保首相は諸悪の根源ではない、と、終章に書いてあるが、正確にはアボのサイゾーと愚妻アキナが諸悪の根源であった(過去形)。でもそれを奇貨として甘い汁を、連中の用例で言えば、公金チューチューした輩(反社官吏・政治屋)が居るのよね

Posted by ブクログ

2024/07/06

「物語」として愉しいのだが、題名に在るように2020年頃の様子を背景にした内容であり、多少の複雑な想いも沸く。或いはその「複雑な想い」を抱きながら、色々と考えるというのも作品が世に問われた意義なのかもしれない。「そして如何する?如何なる?」と「続き」が凄く気になる物語である。素早...

「物語」として愉しいのだが、題名に在るように2020年頃の様子を背景にした内容であり、多少の複雑な想いも沸く。或いはその「複雑な想い」を抱きながら、色々と考えるというのも作品が世に問われた意義なのかもしれない。「そして如何する?如何なる?」と「続き」が凄く気になる物語である。素早く読了に至った。 手にした本は2022年7月に出ている文庫本で、翌年5月の「第2刷」を実際に手にしているが、作品が初めて登場したのは2020年7月なのだそうだ。所謂「コロナ」の問題が拡がり始めた時期のことをリアルタイムで追うように、その問題を含めた社会情勢を意識しながら編まれた物語だと思う。 本作は、基本的には作者の海堂尊(かいどうたける)が綴っている「バチスタ」のシリーズという風な体裁になっている。シリーズは、東海地方の架空の街「桜宮市」に在る「東城大学医学部」を主要な舞台に、大学病院関係者やその他の様々な人達が登場し、医学関係も含めた様々な話題を採り入れた物語が展開する。序ながら、この作者の海堂尊自身も医学者であるということだ。 なかなかに知られている「バチスタ」のシリーズではあるが、自身はそれを未だ読んではいない。それでも本作はなかなかに愉しい。 「バチスタ」のシリーズが起こった「東城大学」の大学病院に在る田口や、最初の作品で関わって以来の厚生労働省技官の白鳥という人達が鍵となってはいる。それに加えて、方々で各々の活動に携わるシリーズ各作品に登場する人達、「あの人物をモデルに?」という様々な人達と非常に多彩な作中人物達が現れ、視点人物が適宜入替りながら「2020年の様子」が描かれる物語だ。何処となく、連続テレビドラマや、少し未来に制作されるドキュメンタリーを文字化、読物化したというような雰囲気も感じられないではない。 本作の「柱」は大きく2本だと思う。クルーズ船でコロナ患者が発生し、その後船内で患者が増え続けた問題、市中で感染者が発生し、やがて感染や発症が拡がって行ったという情況での対応と生じていた混乱についてが1本。もう1本は、長期政権の中で、何やら色々なことが歪んでしまっていて、コロナ問題さえもその歪みの中で何やら変な様子になっていたかもしれないということだ。そして両者の底に、「公文書改竄」というような余りに酷い事案が在った際、矜持を胸に真面目に仕事をしていた財務省職員が苦しみ、悩み、自ら命を絶ってしまうということまでしてしまって、それでも事情が曖昧ということへの憤り、「そういう様子だからロクなことにならない!」という強い想いが滲むように思った。 一方の柱であるコロナ関係のことに関しては、医学者でもある作者の「色々な混乱に関して、もう少しやり方が在った筈だ」という観方が内容に大きく反映されているようにも思った。所謂“忖度”というようなことではない、公正な専門知識を真面目に勘案して、無用な混乱を排しながら事態に望むべきである筈なのだ。指揮を執るような人達が余計なことばかりをする様子も在った。「物語」として、多少の誇張と抽象で些か戯画化もしながら、その辺りの問題を巧く説いているようにも思った。 多様な要素が織り込まれている物語であるが、中の挿話で少し心動くモノが在った。 「東城大学」の大学病院に在る田口の学生時代からの仲間に速水という男が在る。救急救命の専門家として知られているが、色々と事情が在って北海道の或る街の救急センターでセンター長として活躍している。この速水と、部下の研修医、そして研修医が好意を寄せる若い看護師の挿話が在るのだが、これは少し心動いた。 色々な意味で興味深い作品だ。広く御薦めしたい。

Posted by ブクログ

2024/06/11

クルーズ船からのコロナ患者受け入れに東城大スタッフが全集中!の場面ではアドレナリンが沸騰してページを繰る手も速まりました。バチスタシリーズで何度も味わった興奮です。 でもそれ以外は何と申しますか…。 作者の怒りがそれだけ強いということなのかも分かりませんが、見出しに「?」付...

クルーズ船からのコロナ患者受け入れに東城大スタッフが全集中!の場面ではアドレナリンが沸騰してページを繰る手も速まりました。バチスタシリーズで何度も味わった興奮です。 でもそれ以外は何と申しますか…。 作者の怒りがそれだけ強いということなのかも分かりませんが、見出しに「?」付ければ何でもOKのタブロイド新聞の憶測記事を大どころだけ拾って並べたみたいな印象で食傷気味です。 もしこれらのエピソードについて、為政者側が何を考えていたのかをいちいち裏取って検証していけば、現代日本の病巣を抉る一大ドキュメンタリーになるんでしょうけど。小説としてはイマイチのめり込めませんでした。残念。

Posted by ブクログ