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熱源 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/07/06 |
JAN | 9784167919023 |
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商品レビュー
4
68件のお客様レビュー
とても面白かった。 明治維新後のアイヌだったり、日露戦争前後のロシアだったりと重くなりそうな時代背景を重厚過ぎない読み口で物語の次を楽しみながら読めました。
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久しぶりにボリュームのある小説を手にした。 そう思って読み始めたが、初めましての作家さんでありどんなストーリーかも知らずスタート。 北海道の話、アイヌの話、樺太の話、ロシアとの戦争、日露戦争…そこにポーランドの虜囚。 なんとなく掴んでは読み進め、進むたびに続きが楽しみでどんど読...
久しぶりにボリュームのある小説を手にした。 そう思って読み始めたが、初めましての作家さんでありどんなストーリーかも知らずスタート。 北海道の話、アイヌの話、樺太の話、ロシアとの戦争、日露戦争…そこにポーランドの虜囚。 なんとなく掴んでは読み進め、進むたびに続きが楽しみでどんど読んだ。 子供の頃は口裂け女と怖い象徴があった。トイレの花子さんの類いであるが、それはアイヌの入れ墨の事だと知ったのは大人になってから。区報では同和とか…「差別」なんだと知ったがそれほど興味も差別感もなく。 今から10年ほど前に吉村昭の熊嵐を読んで、アイヌに興味を持ったというか文字を持たない民族がどんな暮らしをしていたのが知りたくなった。 エスキモー(これも差別用語のようだが)の他にも氷の世界で暮らす民族を調べたり、極北への旅など角幡唯介さんの著者でもその空気感を自分に取り込んだ。 この本を読んで最後に近づくにつれ、小説だと思っていたけどノンフィクションだろう、そう思って読んだが最後に小説だとある。 ただ、私が辿ってきたアイヌの暮らしや極北の旅、学生の頃に見た映画の北極物語のタロとジロがこの本でつながった。点だったものが一気に線になるとはこのことだと実感した。 白瀬は船の名前だと思っていたけど白瀬という人もいたし、この本に出てくる知里さんも東京で短い生涯を終えた。 日本(和人)にならざるをえなかった、樺太や千島の方々にはどんな言葉も見つからないが、これから先はアイヌの方々の暮らしやその文化も一緒に日本として保存し伝えていけたらと思う、この本で改めてそう思った。 多分著者の意図とは違う感想だと思うので参考にはならないだろうけど…読了した今、「60のゆりかご」と言うアイヌ民謡を聞きたくなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アイヌ民族が日本とロシアの戦争に巻き込まれていく様がリアルに書かれている。 しかし文明を受け入れずにいることで淘汰される命もある。 アイヌの人が生き残り、アイヌ文化のアイデンティティを守るためにはどうすれば良いのか?
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