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はぐれ鴉

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2022/07/05 |
JAN | 9784087718027 |
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はぐれ鴉
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商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
現在では大分県竹田市にあたる場所を領地としていた竹田藩は多くのキリシタンがいたらしいが、そこで処刑された人数は非常に少ないとか。そのあたりからこのミステリーは書かれたのだろう、といったことを読後に調べたりした。 江戸時代のお家騒動、一家惨殺と復讐というだけならいろいろと物語はある...
現在では大分県竹田市にあたる場所を領地としていた竹田藩は多くのキリシタンがいたらしいが、そこで処刑された人数は非常に少ないとか。そのあたりからこのミステリーは書かれたのだろう、といったことを読後に調べたりした。 江戸時代のお家騒動、一家惨殺と復讐というだけならいろいろと物語はあるが、そこからのストーリー展開はスリリングなものだった。復讐を成し遂げることはできるのか、何故一家惨殺という目に合わないければならなかったのか。主人公の才次郎の気持ちの揺れとともに、話は奥深く入って行く。竹田藩という舞台も時代ものとして面白かった。 読み終わってみれば、伏線回収はまあそうなったかというところだが、謎が解き明かされて行くあたりからは一気読みした。
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「大友二階崩れ」読もうとして、そのままになってた。姫ダルマ、愛媛以外にもあったんだ。「富とか身分とか、面倒くさいものを全部取っ払った裸づき合いが温泉の醍醐味」まさに温泉巡りの最中で、大変面白く読めた。アンコールワットのように樹木の根っこに抱かれた竹田城思い出した。確かにあり得そう...
「大友二階崩れ」読もうとして、そのままになってた。姫ダルマ、愛媛以外にもあったんだ。「富とか身分とか、面倒くさいものを全部取っ払った裸づき合いが温泉の醍醐味」まさに温泉巡りの最中で、大変面白く読めた。アンコールワットのように樹木の根っこに抱かれた竹田城思い出した。確かにあり得そう。
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一行目:またひとつ、血の花が咲いたらしい。 いやいや、大変面白かった。 冒頭から一家惨殺のシーン。藩城代の息子、次郎丸は、大好きで慕っていた叔父巧佐衛門の凶行を目撃。信じられないまま、逃げ延び−十四年後、才次郎と名を変え、剣術指南役として故郷に戻ってくる。仇討ちのために… だ...
一行目:またひとつ、血の花が咲いたらしい。 いやいや、大変面白かった。 冒頭から一家惨殺のシーン。藩城代の息子、次郎丸は、大好きで慕っていた叔父巧佐衛門の凶行を目撃。信じられないまま、逃げ延び−十四年後、才次郎と名を変え、剣術指南役として故郷に戻ってくる。仇討ちのために… だが、そこで目にしたのは、はぐれ鴉と呼ばれ、人々に慕われる巧佐衛門の姿だった。 何故あのような凶行に及んだのか。叔父の人柄を知るほどわからなくなる才次郎。その結末は… ミステリ要素が強く、謎が何層にも深く、最後の最後の巾着の中身で、やられたー!状態に。 熟考していれば、謎は解けたかなぁ。くやしい。
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