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焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕 幻冬舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2022/07/07 |
JAN | 9784344432093 |
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焦眉
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
05月-05。3.5点。 強行犯樋口シリーズ、再読。 野党議員の親友が殺害される。捜査本部が立ち上がると、捜査二課と東京地検特捜部が乗り込んできて。。。 面白い。
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『警視庁捜査1課強行犯係・樋口顕』シリーズ第6弾。 世田谷区の住宅街で投資ファンド会社社長・相沢が刺殺された。 特装本部に現れた、東京地検特捜部・灰谷と荒木。 灰谷と荒木は、野党の衆議院議員・秋葉を政治資金規正法違反容疑で内偵中だった。 秋葉は、刺殺された相沢とは大学時代か...
『警視庁捜査1課強行犯係・樋口顕』シリーズ第6弾。 世田谷区の住宅街で投資ファンド会社社長・相沢が刺殺された。 特装本部に現れた、東京地検特捜部・灰谷と荒木。 灰谷と荒木は、野党の衆議院議員・秋葉を政治資金規正法違反容疑で内偵中だった。 秋葉は、刺殺された相沢とは大学時代からの友人であり、殺害現場付近の防犯カメラには秋葉の秘書・亀田が映っていた… それらの事実だけを理由に灰谷は、亀田の身柄を拘束… 樋口は、証拠不充分を主張するも、灰谷は独断で逮捕に踏み切ってしまう… 東京地検特捜部の傲慢さには虫唾が走る。 こんな捜査のあり方でいいのか… 検察がここまで暴走していいのか… 理由が自分の点数稼ぎだったとは… それでひとひとりの人生が無茶苦茶になっていたかもしれないと思うと… 上司である高杉検事正がまともな人間でよかった。自らの責任の取り方、潔さにはほっとさせられた。 特捜本部継続を間髪いれずに決めた斎藤副総監の決断力にも感服した。 検事や刑事部長に振り回されてきただけに… 樋口は相変わらず、周りから信頼されているにもかかわらず、自己肯定感は低い。 それが樋口のよさであり、周りから信頼される理由なんだろう。 『樋口顕』シリーズは安定の面白さ。 前半は少し展開が遅かったが… もう少し早く、防犯カメラの分析、声紋分析に至らなかったのだろうか…
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自己評価の低さが気になる樋口さんだけど、刑事としての矜持は忘れない。 一つ一つの仕事に対して真面目かつ真摯。 なので、周りの評価は上がるのだけど、本人は不満というか萎縮してしまうと言う。 下手に自信を持って周りに迷惑かけるおじさんにならないところが良いところなんだよね。 相手はど...
自己評価の低さが気になる樋口さんだけど、刑事としての矜持は忘れない。 一つ一つの仕事に対して真面目かつ真摯。 なので、周りの評価は上がるのだけど、本人は不満というか萎縮してしまうと言う。 下手に自信を持って周りに迷惑かけるおじさんにならないところが良いところなんだよね。 相手はどんな人であっても「刑事として平等」なところがすごく良い。 終わり方は天網恢々という気持ち。 正義感と思い込みは別物で権力を持った人ほど慎重にならないと駄目なんだよ。
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