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小説家・芥木優之介には恋と飯が足りていない 宝島社文庫
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小説家・芥木優之介には恋と飯が足りていない 宝島社文庫

硯昨真(著者)

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小説家・芥木優之介には恋と飯が足りていない 宝島社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2022/07/06
JAN 9784299032003

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商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

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2022/12/22

書けなくなった作家が、担当編集者と若い後家の大家のおかげで、再び書けるようになるまでのなんだかごちゃごちゃした話。芥川龍之介、谷崎潤一郎、太宰治、宮澤賢治、高村光太郎、森鴎外、夏目漱石の小説を物語の展開にからめているけど、どうだろうなあ、あんまり必然性はないねえ。うーん、面白いよ...

書けなくなった作家が、担当編集者と若い後家の大家のおかげで、再び書けるようになるまでのなんだかごちゃごちゃした話。芥川龍之介、谷崎潤一郎、太宰治、宮澤賢治、高村光太郎、森鴎外、夏目漱石の小説を物語の展開にからめているけど、どうだろうなあ、あんまり必然性はないねえ。うーん、面白いようなもう一息のような感じかな。後家のこずえさん、最初から積極的だけど、主人公はまどろっこしいね。

Posted by ブクログ

2022/09/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

芥木先生の新刊、読んでみたいわぁ…! そして滝谷くんがほんといいキャラしてる。 私も本好きの端くれなので、自分でも書いてみようかと思ったことはあるけども、書かなくて良かったと思う一番のポイントは、面白い本に嫉妬せずに済む点だと思う。 私にとっての本は、純粋に娯楽で、癒しだ。 様々な苦しみを乗り越えて産み出される数々の小説に、私は日々支えられています。

Posted by ブクログ

2022/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表紙絵のイメージから、もっとポップでグルメでキャラノベな内容の本だと思っていたら、芥木先生を慕う男性陣がぶっ飛んでいたくらいで、純文学のテイストだった。 そして、思っていたほど飯よりは恋に寄った話だったと思う。 しかもヒロインは未亡人で夫の遺骨と結婚指輪を手離せずにいるというややこしい立ち位置。 (この時点でキャラノベからは遠のく) 文豪グルメを楽しむ話を期待していると、ちょっと驚くかと。 グルメはあくまでスパイス、小道具だ。 元ネタの作品を知っていると味わいが変わりそう。 作中に紹介はあるが、実際に読んでいると実感が変わるだろうし、類似点にふふっと笑えるかと。 それでいて出版業界の世知辛さ、才能ある人物に叩きのめされる現実をきっちり書いてくる。 だからこそ、芥木先生の作品の凄さがより輝くのだ(本編に彼の実際の文章が出てこないにも関わらず) 現代日本だけど大正や昭和の雰囲気漂う物語。 肩肘張らず読める純文学、そんな物語ではなかろうかと。

Posted by ブクログ

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