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川端康成異相短篇集 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2022/06/22 |
JAN | 9784122072169 |
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川端康成異相短篇集
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
川端作品から異相(幻想的、怪談的など)を思わせる短篇を集めた一冊。 私は「伊豆の踊子」などよりもこういった川端作品のほうが好み。印象に残ったもののみ感想を↓ 心中 きっちり2頁。凄いの一言。 離合 母は強し。 朝雲 ずっと好きな作品。 死体紹介人 川端の女体への執着をじっくり感じられる。「朝雲」を除くと個人的に本書のNo.1かな。 眠り薬 エッセイ…なんですけど実体験のインパクトが強すぎてちょっと笑ってしまいました。 「朝雲」が選ばれているということで似たような作品が選出されたのかな?と考えて手に取ってみましたが「朝雲」は本書の中では異色という(笑)でも他の川端作品を読むことができたので結果良かったです。
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川端康成といえば、 『雪国』や『伊豆の踊り子』のように、 揺れ動く繊細な恋愛心理を端的かつ美しい文章で表現する作家のイメージだったが、 本作は「人間の不気味さ」が同じ手法で描かれている。 性愛の変態的嗜好や、霊的な恐ろしさがありつつも、後味が悪いわけでは全くない。 不気味なの...
川端康成といえば、 『雪国』や『伊豆の踊り子』のように、 揺れ動く繊細な恋愛心理を端的かつ美しい文章で表現する作家のイメージだったが、 本作は「人間の不気味さ」が同じ手法で描かれている。 性愛の変態的嗜好や、霊的な恐ろしさがありつつも、後味が悪いわけでは全くない。 不気味なのに、美しい。面白い。
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111108さんのレビューで出会うことができました。ありがとうございます! 死の世界への渇望が溢れ出ていて、美しい文体なので更に怖さと不安がじんわり広がる。現実味があるような非現実的な構造で「異相」の不思議な世界。 「私は七年前に死んでいるが、生き残っている友人の西寺とときどき怖...
111108さんのレビューで出会うことができました。ありがとうございます! 死の世界への渇望が溢れ出ていて、美しい文体なので更に怖さと不安がじんわり広がる。現実味があるような非現実的な構造で「異相」の不思議な世界。 「私は七年前に死んでいるが、生き残っている友人の西寺とときどき怖い話をする」『地獄』、「新平が奇麗な着物だねと珍しいことを言ってくれた梅の小紋縮緬」が見たいと思う『冬の曲』、「あの方の美しい幻が浮かんで胸苦しくなると、私は鏡の前に座って自分の美しさをさがした」女学生の『朝雲』、大黒帽をかぶった耳のうしろに鉛筆を一本挿している女車掌のユキ子さんの持っていた男女のけしからん写真が気になる『死体紹介人』、玉虫色ってなんだろうとおもった『蛇』、九州の弓浦市を探してみた『弓浦市』、「今日もまためずらしい人に会ったよ」という父の言動にふりまわされる『めずらしい人』、「たまゆらに昨日の夕見しものを今日の朝は恋ふべきものか たまゆらに露も涙もとどまらず亡き人恋ふる宿の秋風」『たまゆら』、「新年に際し、自分と同じ星の人々の興奮を祈るは人情である」『ニ黒』、睡眠薬服用時の怪談のような体験の『眠り薬』 どの作品も短編なのに長編のような濃ゆさ。
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