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思想の流儀と原則
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2022/06/21 |
JAN | 9784120055447 |
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思想の流儀と原則
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鶴見俊輔と吉本隆明の戦中から戦後60年安保までの活動経験により形成された思想の骨子である。戦争責任・転向論・ナショナリズム‥‥、二人の著名な論考が絶妙な選択と順番で並べられている。 かつてそれぞれの文章を各々の本で読んだ時より少しは理解できるが、やはり完全に腹落ちするのには未だし...
鶴見俊輔と吉本隆明の戦中から戦後60年安保までの活動経験により形成された思想の骨子である。戦争責任・転向論・ナショナリズム‥‥、二人の著名な論考が絶妙な選択と順番で並べられている。 かつてそれぞれの文章を各々の本で読んだ時より少しは理解できるが、やはり完全に腹落ちするのには未だしである。二人とも、今の日本の宿痾である敗戦時対応の根本的誤り「ごまかし対処」を危機感をもって抉っているのはよくわかる。 鶴見の「死んでもいいと思う覚悟と痛いのは嫌だ」という件は彼らしい。吉本の戦争指導層ウルトラナショナリストの転向とリベラリストや共産党スターリン主義者(転向せずに戦い抜いたとされる)に対しての批判には鋭いものがある。戦後リベラリストの象徴的存在であった丸山真男に対しての厳しい批判も当時の思潮を考えると彼の思考の本質性と深さを遺憾無く発揮している。
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二度と騙されないぞと戦う軍国少年隆明ちゃんとこんな馬鹿な政治は二度も見たくないリベラル青年俊輔くんのファティングゲーム。
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戦後思想史の極点をなす哲学者と思想家の激しい論争を代表論考と対論によって再現する。解説=大澤真幸【吉本隆明没後一〇年企画】
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