どんどん勉強が楽しくなるノート術 いますぐ使えて一生役立つアイデア77

みおりん(著者)

• 販売会社／発売会社: エクシア出版
• 発売年月日: 2022/06/20
• JAN: 9784908804960

商品レビュー

2025/02/13

ノートを取る3つの目的があります。まず頭の中を整理するためです。ノートを取る目的を知っておくと、その目的を果たせるノートにするために自分なりの工夫ができるようになり、結果的に勉強効率が群と上がります。そして勉強したことを保存するためでもあります。頭に入りきらない分を一旦保存しておくといったものも1つの役割です。

勉強に使うノート=勉強ノートといっても、実は様々な種類があります。学校で作るノートは授業ノートや宿題ノートでありますが、自分で作るノートと言うものは苦手克服ノートや勉強記録及び計画ノートなどがそうです。

ノートは箇条書きが基本となります。ノートと言うものはそもそも情報を整理する場所であり、授業を聞いたり参考書を読んだりする中でわからなかったことをポイントを拾い上げて、適切な構造にまとめあげていくのがノートということなんです。ただ、文章を書くのは、教科書の丸写しと変わりません。

見出しをつけて構造をわかりやすくしましょう。それぞれのキーワードが何と何とどういう関係なのかと言うところをはっきりさせるのです。見出しのデザインはあらかじめ決めておき、見出しが1つ小さくなることに1枚ほど下げて書くようにすると、より構造がわかりやすくなります。

2024/12/07

勉強でノートを使う際に工夫できることを紹介している本。1つ1つのアイデアが端的に述べられ、対応する実用例がフルカラーの写真で大きく載せられているため、非常に分かりやすい。また、授業ノート、演習ノート、計画ノートなど、どのような場面で使えるアイデアなのかをインデックスで示している点も良い。相性の合う合わないがあるため、全てのノート術を真似するというわけにはいかないだろうが、「学生のときこうすればよかった」「次にノートを使うときはこうやってみよう」と思えるものが多かった。学生や勉強に前向きな社会人は一読する価値のある一冊である。

特に参考になったノート術
- ノートは文章ではなく箇条書きが基本。見出しには色をつけたりインデントを調整したりして、関係性や構造を分かりやすくする。
- 使う回数の多いメインの色ペンは控えめのカラーにする。たとえば、頻度の高い小見出しに色を付ける場合、薄めの色やグレーのマーカーで線を引くと目がチカチカしない。目立つマーカーはここぞという時に使えばよい。
- ハビットトラッカー（習慣づけたい項目を書いておき、達成したら印をつけるチェックリスト）を作ると、勉強のモチベーションの維持につながる。

2023/11/20

東大を卒業されたYouTuberさんが提案するノート術が掲載されている実用書です。
学生時代にこんな本があったらもっと楽しく勉強ができただろうなと思いました。YouTubeなら無料で観れますから、今の学生さんは恵まれててうらやましいなと感じさせる本でした。
私は学生ではありませんが、社会人でも実践できそうな一生物のノート術を知ることができます。中には、これは当たり前にできていてほしいテクニックも含まれていますが、改めて提示されると実際にはできてなかったりします。改めて基本を再認識させてくれてくれます。
言うまでもなくターゲットは中高生だと考えられますが、社会人にも実用的なアイデアが掲載されていると思います。みおりんさんの本でどれか1冊読みたいと考えている大人の方がいれば、こちらの本がおすすめです。