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生命倫理のレッスン 人体改造はどこまで許されるのか? ちくまQブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2022/06/16 |
JAN | 9784480251329 |
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生命倫理のレッスン
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
前に読んだ『はじめて学ぶ生命倫理』が大変よかったので、こちらも読んでみた。 こちらはテーマが美容整形、ドーピング、スマートドラッグで、生命の危険は基本的にないものなので、中高生の話し合いのテーマとしても、いいと思う。 どれも、安全性、公平性、主体性または人間性の観点から論じられて...
前に読んだ『はじめて学ぶ生命倫理』が大変よかったので、こちらも読んでみた。 こちらはテーマが美容整形、ドーピング、スマートドラッグで、生命の危険は基本的にないものなので、中高生の話し合いのテーマとしても、いいと思う。 どれも、安全性、公平性、主体性または人間性の観点から論じられており、この観点を持てること自体がとても大切だと思う。 また、「判断力のある大人が自由意志で行っている」としても、それは本当に自由なのか。美容整形を何度も行っている人達の顔は似ている。つまり、自分が美しいと思っている顔になりたいのではなく、世間が美しいと思っている顔になりたいのである。 といった指摘はとてもよかった。 わかりやすいように中学生の登場人物を出し、考えさせたり対話したりする構成自体はまあいいと思う。 しかし、女子は勉強には興味がなく、二重まぶたの美容整形に興味があるという設定で、男子は国立大学理系を目指して勉強を頑張ってるという設定はあまりに古いステレオタイプではないか。何の必然性もない。さらに二人の男子の会話に、妹である女子が入ってくるときに「そこに陽葵が、お盆にお茶とお菓子をのせてやってきました。」(P97)って昭和か!いろいろ話したあと、陽葵が頭が良いから幸せというわけではない、と言うと兄が「うん。だからお前はそのままでいいんだよ。」(P110)ってなんか腹立つ。 何気ない形でこういう書き方をして、無意識に刷り込まれることにも、著者は注意を払ってもらいたい。昭和の本なら仕方ない。高齢男性ならそんなもんかと思う。しかし、著者は現代の女性である。医大で教授となるまでに様々な苦労もあっただろう。女子も国立大学理系を目指していいし、男子も美容に気を配ってもいい時代になるよう、支援していただきたい。
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美容整形やスマートドラッグなど、人体を改良するための技術利用は「私の自由」といえる? 未来社会や現代人の自由をめぐる、生命倫理の対話の世界へようこそ!
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生命倫理を調べる中で。 扱ってるテーマがわかりやすくて良いです◎ 整形、ドーピング、スマートドラッグなど。あと映画の話題もあってよかったです。 スマートドラッグ、知らなかった。 ヒルドイドも然り、医療用のものを目的外で使うというのはやっぱり良くない(当たり前!!)なぁと思います。...
生命倫理を調べる中で。 扱ってるテーマがわかりやすくて良いです◎ 整形、ドーピング、スマートドラッグなど。あと映画の話題もあってよかったです。 スマートドラッグ、知らなかった。 ヒルドイドも然り、医療用のものを目的外で使うというのはやっぱり良くない(当たり前!!)なぁと思います。 でも、「すばらしい新世界」にもそんな薬ありましたよね。精神を安定させる薬だったかな。 読者は高校生くらいを想定してると思うんですが、ミルの他者危害原理で、なぜミルは「判断能力のある大人」としたのか、とか、もう少し突っ込んで解説があると良かったかも。(単に、ミルが言ったからとか、子供だから決められないよね、では納得できない)
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