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短歌と俳句の五十番勝負 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2022/05/30 |
| JAN | 9784101040417 |

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短歌と俳句の五十番勝負
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商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
短歌と俳句の対決ということになっているが、エッセイの要素が多い。というか、エッセイありきで詠まれている感じ。 お二人がどういうことを考えながら短歌や俳句を詠まれているのかが分かって興味深い。 一方で、巻末の対談は専門的な話が多く、短歌や俳句も詳しくないとついていけないところも...
短歌と俳句の対決ということになっているが、エッセイの要素が多い。というか、エッセイありきで詠まれている感じ。 お二人がどういうことを考えながら短歌や俳句を詠まれているのかが分かって興味深い。 一方で、巻末の対談は専門的な話が多く、短歌や俳句も詳しくないとついていけないところもあった。
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様々な年代・職業の方々50人からお題をいただき、穂村さんが短歌で、堀本さんが俳句で、それに答えてゆく。 それぞれの短歌と俳句にはエッセイも添えられているという楽しい企画。 なんだけど、実はあまり面白くなかった。 どうしてなのかは自分でもよく分からない。 堀本さんの文章の中に「こ...
様々な年代・職業の方々50人からお題をいただき、穂村さんが短歌で、堀本さんが俳句で、それに答えてゆく。 それぞれの短歌と俳句にはエッセイも添えられているという楽しい企画。 なんだけど、実はあまり面白くなかった。 どうしてなのかは自分でもよく分からない。 堀本さんの文章の中に「この2015年の…」とある。 そうか、この作品たちは大体十年前のものなのだね。 このところ益々熱を帯びてきている短歌界隈、流行り廃りの流れもあるだろうし、十年前の作品たちを、どこか古く感じてしまったのだろうか。 出されたお題に対しての歌や句に、あまりぶっ飛んだものがなくて正直少し退屈に感じてしまったのもある。 勿論、いいなと思うものはあった。 ●穂村弘さん どろどろのバナナの皮を抱きしめて猿が謀反の夢をみている 青空にエンドロールが流れだす蝉が鳴いてるだけだった夏 やわらかいひかりに頬を照らされて ポカリスエットだけの自販機 火星移民選抜適正検査プログラム「杜子春」及び「犍陀多」 ●堀本裕樹さん 炎天の校区飛び出す謀反かな 夕焼に塗り込められてゆくこころ 切り口の楕円うつくし胡瓜漬 ところが私が一番好きだと思ったものは今作のために作られた作品ではなく、エッセイ部分に紹介されていたものだった。 ジャムパンにストロー刺して吸い合った七月は熱い涙のような 穂村弘 これこれ! こういう短歌好きだ! この鋭角にぶっ飛んだ感じにキュンとしてしまう。 そして何故か切なさも感じる。 ムチャクチャやった夏も、もう戻ってこないな…みたいな。 そして俳句は堀本さんのものではなく、堀本さんのエッセイで紹介されていた高浜虚子。 先生が瓜盗人でおはせしか 高浜虚子 あの先生が瓜を盗んでいたなんてという驚きと悲しみ。 「おはせしか」という敬語が余計に切なさを呼びながらも、どうしても漂ってくるおかしみ。 お二人のあとがき対談もついていたけれど、それよりも良かったのは壇蜜さんによる解説。 壇蜜さんの文章、結構好き。 面白かった。
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お題のとらえ方がそれぞれでおもしろかった。 たとえば「流れ」出題者鏡リュウジ(占星術) 流れよわが涙、と空が樹が言った警官はもういなかったから 穂村弘 わが胸へ流れ弾なす金亀虫 堀本裕樹 短歌の方はもちろんディック「流れよわが涙、と警官は言った」の本説取り。 俳句の...
お題のとらえ方がそれぞれでおもしろかった。 たとえば「流れ」出題者鏡リュウジ(占星術) 流れよわが涙、と空が樹が言った警官はもういなかったから 穂村弘 わが胸へ流れ弾なす金亀虫 堀本裕樹 短歌の方はもちろんディック「流れよわが涙、と警官は言った」の本説取り。 俳句の方は、流れを液体でなく銃弾ととらえた意外性。 などなど読みどころあり。 五十番勝負の後にはお互いの作品を論じあうコーナー、本著刊行記念のトークイベントの様子なども掲載されている。
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