1,800円以上の注文で送料無料
フェミニズムってなんですか? 文春新書1361
  • 中古
  • 書籍
  • 新書
  • 1226-13-08

フェミニズムってなんですか? 文春新書1361

清水晶子(著者)

追加する に追加する

フェミニズムってなんですか? 文春新書1361

定価 ¥1,078

440 定価より638円(59%)おトク

獲得ポイント4P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2022/05/20
JAN 9784166613618

フェミニズムってなんですか?

¥440

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.4

19件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/12/30

本書は、世界のフェミニズムの歴史を簡潔に整理しながら、「フェミニズムとは何か」を項目ごとに丁寧に解説しており、とても読みやすく、かつ示唆に富んだ一冊でした。フェミニズムに馴染みのない人でも理解しやすい構成だと感じます。 女性である私は、本書を通して、自分がいかに家父長制的な価値...

本書は、世界のフェミニズムの歴史を簡潔に整理しながら、「フェミニズムとは何か」を項目ごとに丁寧に解説しており、とても読みやすく、かつ示唆に富んだ一冊でした。フェミニズムに馴染みのない人でも理解しやすい構成だと感じます。 女性である私は、本書を通して、自分がいかに家父長制的な価値観を無意識のうちに内面化し、「女性としての役割や義務」を疑うことなく引き受けてきたのかに気づかされました。それが個人の選択ではなく、社会制度や文化の中で作られてきたものだという視点は大きな学びでした。 婚姻制度や戸籍制度、嫡出子/非嫡出子の問題についても、これまで十分に理解していなかったことが多く、社会の仕組みそのものを問い直すきっかけになりました。日常では見えにくい制度の歪みを、フェミニズムの視点から可視化してくれる点も本書の魅力です。 現在イギリスに在住していますが、こちらではジェンダー平等やマイノリティ、LGBTQに関する取り組みが進んでいる一方で、理念としては理解できても、必ずしもすべてに同意できるわけではないと感じる場面もあります。マイノリティへの配慮が強調されることで、かえってマジョリティの無関心や分断を生んでいる現実もあるように思います。 そうした違和感について、李琴峰さんとの対談では、まさに自分が言語化できずにいた考えを代弁してくれており、深く共感しました。本書はフェミニズムを一つの「正解」として提示するのではなく、考え続けるための視点を与えてくれる一冊だと思います。

Posted by ブクログ

2024/08/23

フェミニズムの歴史から、フェミニズムの文脈で語られることの多いトピックを16の章に分けて解説。 講義を受けているような感覚で読め、入門書として優秀な一冊。 その他、三つの対談が掲載されているが、個人的に特に良かったのは対談3、作家の李琴峰さんとの対談。 トランス女性に関する話題...

フェミニズムの歴史から、フェミニズムの文脈で語られることの多いトピックを16の章に分けて解説。 講義を受けているような感覚で読め、入門書として優秀な一冊。 その他、三つの対談が掲載されているが、個人的に特に良かったのは対談3、作家の李琴峰さんとの対談。 トランス女性に関する話題はじめSNS上で度々過熱する論争に対し、私は自分の考えを持てずにいるが(まだ自分の結論を出すのに十分な情報を持てずにいる)、SNSでそれらの話題がやり取りされるどの意見にももやもやしていた、その理由が何となく見えた気がする。 フェミニズムと一言で言っても、これだけ多くのトピックがあり、それぞれを主張する人の立場や困難も異なる中で、フェミニズムとしての解決策、みたいな簡単なことではないことを改めて感じた。 結局、一つ一つの課題をそれぞれのフィールドで解決する必要がある。けど、それらの背景には共通した価値観(家父長制に代表されるような)があり、課題の具体的な解決と社会の価値観の変容は同時に進めていく必要があると感じた。 これらの課題を解決することは、男性やある部分でのマジョリティにもメリットがあることだと思うのだけど、変えようとしない変えたくない人々は一体何なのだ…と思わなくもないが、まずは相手の言い分も聞いてみないことには、自分の中での判断ができない。本書のように、反フェミニズムを客観的に解説してくれる本があったら読みたいと思っている。

Posted by ブクログ

2023/10/20

ウェブ連載の書籍化。フェミニズムとは何か、その歴史、その論点、現代社会の諸問題とフェミニズムとの関わりを平易な言葉でまとめてくれている。フェミニズムの「波」のなかで、絶えず自己批判を繰り広げながら社会問題を考える視角を更新し続けきたその歴史がよく分かる。

Posted by ブクログ