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日本クマ事件簿 臆病で賢い山の主はなぜ人を襲ったのか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 三才ブックス |
発売年月日 | 2022/05/20 |
JAN | 9784866733159 |
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日本クマ事件簿
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日本クマ事件簿
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北海道の三毛別事件や、福岡大学のワンゲル部事件、秋田のクマ牧場の事件や畳平の事件など、クマに人が襲われる事件と聞いて、いくつか思い浮かぶケースがあるけれども、それにしても結構な頻度で、人がクマに襲われていることに驚いた。最近は、山の中でなく人里や、それこそ市街地に近いところでのク...
北海道の三毛別事件や、福岡大学のワンゲル部事件、秋田のクマ牧場の事件や畳平の事件など、クマに人が襲われる事件と聞いて、いくつか思い浮かぶケースがあるけれども、それにしても結構な頻度で、人がクマに襲われていることに驚いた。最近は、山の中でなく人里や、それこそ市街地に近いところでのクマの目撃情報も度々耳にする。それだけ、人とクマの生活圏が近づいてしまっていることなのだと思うが、山の開発がむやみに進んだからかなと思っていたけれど、どうやらそればかりとも言えないらしい。クマを保護するためにとった政策によって、クマの個体数が増えてきているということもあるようだ。 ただ、いずれにしても、おそらくほとんどの場合は、クマは自らを守るため、本来であれば遭遇したくないところで人間に遭遇してしまったことへの防御反応としての攻撃である。確かに被害に遭った人々は気の毒だし、かろうじて生き延びたとしても、その恐怖たるや想像に絶するものがあるだろう。人的被害はないのが一番だし、それはやっぱり人間の安全を第一に考えないといけない。だけど、それはクマが悪かったのか?と思うと、むしろそうせざるを得なかったクマが不憫にも思われる。 本書にも出てきたが、母グマが子グマを守るために思いがけず遭遇した人間を攻撃した。人間は自らが助かるために、やはり母グマを倒さなければならない。母グマは射殺され、襲われた人間は命拾いをする。よかった、助かって、とは思う。だけど、残された子グマはどうなるのだろう。母グマなしで、野生で生きていけるのだろうか。 人間の傲慢なのではないか、とも思ったりもする。 蛇足。 プライバシーに配慮して、事件の個人名はそのほとんどがアルファベットに書き換えられている。でも1箇所だけ、それまでアルファベットだったはずの名前が、突然個人名で書かれている場所があるんだよねぇ、、、。校正漏れかな。こうやって、校正から落ちた箇所がそのまま本になって出版されて、第一刷は残り続けていくんだよね、校正者としてはたまらないだろうな、と、『文にあたる』を読んだせいで、変なところが気になったりする。
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クマ怖い((( ;゚Д゚)))でも私も急に出てきた虫を簡単に殺しちゃったりしてるからなぁ(´。・д人)゙ゴメンナサーイ
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明治から令和までのヒグマ、ツキノワグマによる殺傷事件が1冊にまとめられている。 北海道の三毛別や福岡のワンゲル部などは特に有名で著書も出ているので知っている人も多いと思うが、怪我を負いながらも生き延びた人の情報も書かれているので興味深い。 ざっと、クマによる事件を知りたい場合には...
明治から令和までのヒグマ、ツキノワグマによる殺傷事件が1冊にまとめられている。 北海道の三毛別や福岡のワンゲル部などは特に有名で著書も出ているので知っている人も多いと思うが、怪我を負いながらも生き延びた人の情報も書かれているので興味深い。 ざっと、クマによる事件を知りたい場合には、非常に参考になる。 しかし、他の文献をまとめただけだし、被害者をイニシャル表記にしているが途中で本名を書いてしまったりと、詰めの甘さも感じる1冊。
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