- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
奇跡のミシン 天国の声、届けます
定価 ¥1,650
605円 定価より1,045円(63%)おトク
獲得ポイント5P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
10/7(月)~10/12(土)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2022/05/19 |
JAN | 9784575245240 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
10/7(月)~10/12(土)
- 書籍
- 書籍
奇跡のミシン 天国の声、届けます
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
奇跡のミシン 天国の声、届けます
¥605
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
ついこの間読んだ本「ミシンと金魚」 認知症の話で、苦労話や凄絶な人生を過ごした話だった。 同じミシンを題材なのだが、この本は、夢がある。 亡くなった人の思いが、残された者へ、バトンが渡される。 3歳に別れた父親、顔も何も 記憶が薄い。 その父親が亡くなり、佐賀の唐津へ、行くこ...
ついこの間読んだ本「ミシンと金魚」 認知症の話で、苦労話や凄絶な人生を過ごした話だった。 同じミシンを題材なのだが、この本は、夢がある。 亡くなった人の思いが、残された者へ、バトンが渡される。 3歳に別れた父親、顔も何も 記憶が薄い。 その父親が亡くなり、佐賀の唐津へ、行くことになった主人公の中村みどり。 父親が、していた、遺品からリメイクの注文をこなして行くみどり。 ミシンを踏むと、その遺品から、持ち主の思いが、伝わってくる。 父親のネクタイからポーチへ! ユニフォームからお守りへ! 留袖からバックへ! ジャケットからバックへ! シャツからバックへ! 父の法被からトートバッグへ! 母の着物からお守りへ! どれも素敵な話で、ファンタジーなのだけど、もし、天国の声が、聞こえたら、どんなにいいだろう。 そして、黄泉の世界へ行った者の思いを、残された者へ繋がって行く。その肉親や友人へとの深い思い出が、いつまでも続いて行く事を願う。 今、片付けをしながら、母の服を花瓶敷きに、父の描いた仏像のろうけつ染めは、パツチワークでつなぎ合わせたりとしている。 私も残り少ない人生、私の私物 子供達に、リメイクしたものを、作っておこうか???と思っているけど…… 残される側は迷惑だろうか?と思いながら、針を動かしている。 主人も魚釣りが好きだった。 本では、アラ、関西では、クエ。 毎度、和歌山へ行き、クエと石鯛を釣るのを楽しみにしていた。 魚拓に 釣った 本クエや石鯛があるけど、思い出だけになった。 仕掛け作りに、ワイヤーが沢山あるから、これとビーズで何か作ろう! 父母の思い出の品は、私が旅立つ時に お棺に入れて欲しいと思っているけど……… まだまだ読みたい本があるから、もう少し、長生きさせて貰おう。(笑)
Posted by
父親の遺品リメイクの仕事を引き継ぐことになった主人公。遺品に込められた想いが重なり、遺された人にとって大切なものへと変わっていく。最後は涙を流してしまう。想いを馳せたい人に。
Posted by
悪い事は重なりどん底の主人公の中村みどり。両親の離婚で3歳から会ってない父親の遺品整理で佐賀県唐津市に行き、父親が使ってた足踏みミシンに出会います。そして父親のやり残した仕事"遺品リメイク"を足踏みミシンで代わりに嫌々やる事になります。遺品をそのミシンで縫って...
悪い事は重なりどん底の主人公の中村みどり。両親の離婚で3歳から会ってない父親の遺品整理で佐賀県唐津市に行き、父親が使ってた足踏みミシンに出会います。そして父親のやり残した仕事"遺品リメイク"を足踏みミシンで代わりに嫌々やる事になります。遺品をそのミシンで縫ってると持ち主だった人、あの世にいる人の声が聞こえてきます。この時点で私が好きなジャンルの本だと思い、読むのが楽しみになりました。 父親の愛、淡い高校生の恋、母親の愛、ちょっと勘違いしている大学の教授、20年前に亡くした婚約者を思う女性、最後に主人公みどりの両親。それぞれの思いをみどりが聞いて、あの世にいる人の願いを代わりに叶えたり、遺された人の心を癒していきます。あの世の方とみどりが会話をしてるシーンが面白いし、どれもジーンとくる話ばかりで良かったです。大学の教授の話だけちょっと違ってクスッと笑えたけど、本人は満足してあの世で過ごしてるからいいか。みどりも父親と母親の事が知ることができ、前向きになれて良かった。 私が一番気になったのが、母親の愛の話。300万円の着物をリメイクしてトートーバックを作り、3人の娘たちに渡したいということなんだけど、なかなか上手く事が運ばない。母親がギャンブルにのめり込んだ理由、本当は母親がどんな思いをしてたのか?それが分かった時、三姉妹は母親に対する気持ちが変わるのか?私としては、トートバッグを受け取って大切に使ってて欲しいな。しかし、お金が絡むと人間は怖い。 物語の始まりに『脳みその奥底には一生上書きされない音がある』と書いてある。主人公みどりはミシンの音だったけど、私だったら何かな?好きな音とはまた違うと思うし。いつか、この音だって分かる時が来るのだろうか? 初めて読む作家さんでした。文章が丁寧で読みやすかったです。
Posted by