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緑の歌 ―収集群風―(下) ビームC
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緑の歌 ―収集群風―(下) ビームC

高妍(著者)

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緑の歌 ―収集群風―(下) ビームC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/05/25
JAN 9784047370784

緑の歌 ―収集群風―(下)

¥495

商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 音楽と恋の成長
  • 台湾少女の物語
  • 日本文化への渇望
  • 細野晴臣の影響
  • レコードショップの出会い
  • 心に響く挿絵
  • 文化交流の旅
  • 心温まる青春ストーリー
  • 自己発見の旅
  • 音楽が繋ぐ人々

音楽と文化への深い渇望を描いた本作は、台湾の少女が日本の音楽に触れ、心の成長を遂げる物語です。主人公・緑は、東京での経験を通じて、音楽と共に芽生えた恋心を抱きながら台湾へ帰国します。彼女の心情は、細野晴臣の楽曲を通して描かれ、音楽が紡ぐ感情の豊かさが伝わります。元イラストレーターによる繊細な絵柄は、登場人物の心理描写や台北の風景を美しく表現し、読者に親しみやすさを与えています。作品の背後には、筆者の創作に対する強い思いがあり、努力と情熱が実を結んだことが感じられます。音楽と共に生きることの素晴らしさを、心温まるストーリーを通して体験できる作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/04/25

海は巨大な棺桶 音楽は感情のフィードバックなど 個人的に新しい表現があって新鮮。 異国への憧れ、ではなく 異国情緒への憧れというのもじわっとくる。 漫画というかイラストに惹かれた 元はイラストレーターだったそう。 亀の甲羅は脊椎と肋骨が拡張したものとは知らず驚いた。

Posted by ブクログ

2025/08/12

この本を読むにあたり、押さえておくべきポイントがある。作者は女性?それとも男性? 「高妍」という台湾の方の名前を見ただけでは、日本人の私には判別がつかない。まあ女偏がつく字の使用とか、主人公の緑の描き方からうすうす想像はつくが、下巻の末尾にある「あとがき」に答えがあった。作者の性...

この本を読むにあたり、押さえておくべきポイントがある。作者は女性?それとも男性? 「高妍」という台湾の方の名前を見ただけでは、日本人の私には判別がつかない。まあ女偏がつく字の使用とか、主人公の緑の描き方からうすうす想像はつくが、下巻の末尾にある「あとがき」に答えがあった。作者の性別くらいならばネタバレにならないと思うので、以下に書く。 作者は女性だった。 それに気づいて改めて下巻を読み直してみると、私は本当に鈍感だった。だって、作者が女性だと示唆する材料は数多くあるから。 代表的なものは人物の髪の描き方だ。台湾の街並みやライブハウスの室内とかならば、写真をトレースすればある程度のリアルな画は描けるだろう。しかし人物の髪、特に緑やルナなどの女性の髪を2次元の画面に質感を伴って描きだすには、相当のテクニックが必要だ。私が記憶する限り、池上遼一さんが登場人物の髪の質感にこだわっていた漫画家だと思うが、別の意味で高妍さんの髪の描き方(細い線の使い方や、ホワイトによる髪の表面の光の表現)にも独特のこだわりを感じる。また緑の心の成長にあわせて髪型を少しずつ変化させているのも心憎い。 それと物語も、よく読むと深みというか文学性が感じられるものだ。 下巻はいよいよ緑と南峻とが細野晴臣の台湾コンサートでの時間と空間を共有するエピソードからはじまる。緑にとって細野は高校時代に偶然耳にしたはっぴいえんどの「風をあつめて」を歌っていた人。その歌声は一種のなつかしさを伴って緑に受け入れられている。一方で南峻は東日本大震災復興ライブとしてYMOが何度目かの結成がされたとき、日本に行き細野を見ている。もちろん南峻も細野たちのパフォーマンスをかっこいいと受け入れた。だが同じく音楽を追い求めようとする身から見て彼らがあまりにもすごすぎて、自分の音楽家としての限界を強く意識することになる。つまり細野に対する緑の「あこがれ」と南峻の「あこがれ」は、近づきたいという緑に対して、南峻はその正反対とも捉えられる複雑な感情だ。 これに象徴される2人の様々な“すれちがい”は、ある意味で古いテーマだ。しかし作者の文学好き由来の豊かな言語感覚からなる独特で清新な登場人物の話し言葉に、作者のアーティスティックな絵柄が加わって、表紙だけでなく本の中身も、作り込まれた美しさが新しさとなってあふれている。そう、「海邊的卡夫卡」で食べられるレモンタルトのように。 そしてエンディング。読者がその時に置かれた恋愛、人間関係、音楽の嗜好などによっては複数の異なる解釈が可能な、セリフが書かれていない最後のコマは、まさに今風なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2025/03/23

本書の「あとがき」に、筆者自身が、本書の来歴を記しているが、本書および筆者が、ほとんど偶然のように、松本隆や細野晴臣や村上春樹と繋がりを持つようになったことが、喜びとともに書かれている。ほとんど奇跡のようなものである。 でも、それよりも、私が心を打たれたのは、筆者の創作に寄せる強...

本書の「あとがき」に、筆者自身が、本書の来歴を記しているが、本書および筆者が、ほとんど偶然のように、松本隆や細野晴臣や村上春樹と繋がりを持つようになったことが、喜びとともに書かれている。ほとんど奇跡のようなものである。 でも、それよりも、私が心を打たれたのは、筆者の創作に寄せる強い想いであった。本書は上下巻で500ページを超える大作であるが、もともと、32ページの漫画作品に過ぎなかった。筆者は、それをいつの日にか長編の漫画にしたてあげたくて、努力を重ねてきたのである。そのあたりのことを、「あとがき」から引用したい。 【引用1】 私はただ負けず嫌いなだけで、才能のある人間ではない。 この作品がここまで来られたのも、単純に私がたくさんの時間と体力を注いで、ひたすら必死に描き続けたからだ。そして、そんな私のことを最高の編集者と出版社、友人と読者がそばで支えてくれたからだ。 【引用1終わり】 【引用2】 一生をかけて一つのことをやり続ける、なんて素敵なことだろうか。 私はもう絵が描けなくなるまで、ずっと絵を描き続けていたい。こんな風に必死に絵を描き続けていて、こんな自分って、とてもかっこいいのではないかと思うことがある。私は私が尊敬する人たちと同じように、一つのことだけをずっと続けてきて、70歳になってもまだ続けるつもりでいる-それは私にとってすごく眩しくて、かっこいいことなのである。 【引用2終わり】 自分の好きなことのために、全力を注ぐことが「かっこいい」と言う人がいることは、とても勇気・元気をもらえることではないだろうか。筆者は、それによって成功したが、成功するかどうかは別にして、いくつになっても、自分の好きなことに集中していたいと思った。 【追記】20250402 本書の感想を書いてすぐに台湾に家族旅行に出かけた。 台湾には、以前、仕事があったので、しばしば訪れていたので、今回の訪問は10回目を超えていると思う。 外国を訪れると緊張するというか、気を張る部分があるのだけれども、私にとって台湾は、そういう緊張を全く感じない外国だ。特に台北は、日本に光景が似ていたり、治安面で心配を感じなかったり、ということが理由だろう。 今回も、3泊4日の旅行を本当に楽しめた。

Posted by ブクログ

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