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劉裕 江南の英雄 宋の武帝 法蔵館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 法蔵館 |
発売年月日 | 2022/05/13 |
JAN | 9784831826336 |
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劉裕
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六朝時代の歴史はあまり詳しくなかったが、最近『侯景の乱始末記』、『梁の武帝』、『南北朝時代』と、この時代に関する本を続けて読んだので、関心を持つようになった。 江南の地で建国された東晋は貴族が大きな権力を持っていたが、100年近くが経過し弱体化していたところを、チャンスを的...
六朝時代の歴史はあまり詳しくなかったが、最近『侯景の乱始末記』、『梁の武帝』、『南北朝時代』と、この時代に関する本を続けて読んだので、関心を持つようになった。 江南の地で建国された東晋は貴族が大きな権力を持っていたが、100年近くが経過し弱体化していたところを、チャンスを的確に掴み、ライバルを蹴落とし、また洛陽、長安の関中の地を奪還して、武人として宋王朝を開いた劉裕。 著者は、時にはその心中にまで筆を伸ばし、一歩一歩権力への道を進む劉裕の動向を詳しく描いていく。 この辺りの叙述により、中国の各州、主要都市の地理や地域の特色について詳しく知ることができた。 そして新王朝を開き皇帝となってわずか2年で劉裕は没する。その精彩を欠いた姿に侘しさを感じてしまう。劉裕には為政者としてやりたいことはあったのだろうか?決して贅沢な生活を望んでいたのではないようだし、目標を達成して燃え尽きたような印象を受けてしまう。 歴史の読み物として大変面白い。
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