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とむらい家族旅行 ハヤカワ・ミステリ文庫
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とむらい家族旅行 ハヤカワ・ミステリ文庫

サマンサ・ダウニング(著者), 唐木田みゆき(訳者)

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とむらい家族旅行 ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/05/10
JAN 9784151844522

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2024/09/29

祖父の遺骨を携えて、生前の祖父と一緒に行った旅程を一からなぞる兄弟の話。問題なのは兄弟があの時より一人減っていること、生まれも育ちも違う兄嫁が加わっていること(途中で帰ったけど…けど?)、じわじわ追跡してくる謎の車、不穏な空気。読んでいて心休まることがない、けど、引き込まれる。語...

祖父の遺骨を携えて、生前の祖父と一緒に行った旅程を一からなぞる兄弟の話。問題なのは兄弟があの時より一人減っていること、生まれも育ちも違う兄嫁が加わっていること(途中で帰ったけど…けど?)、じわじわ追跡してくる謎の車、不穏な空気。読んでいて心休まることがない、けど、引き込まれる。語り手である次女が色んなことを読み手に隠していて、旅が先に進むごとに少しずつその隠れ蓑が剥がれていく。 色々あってちゃんと目的地には辿り着くんだけど、これほど辿り着かなければよかった、思う目的地があるだろうか。。 あまりに誰も救われない結末に、しばらく何も考えられなかった。むしろ爽快なくらい。留置場で姉を待ち続けている母親を思うと尚更。

Posted by ブクログ

2022/10/20

なかなかいい感じーと思って読んでいたが、最後であっけにとられた。これとんでもなく陰惨でグロいラストだったのかもしれんが、いろんなところにお伺いたてないといけなくなり、編集部から全カットを余儀なくされたような、そんなぽかーんな書き方。本人もそれが不本意キマワリなかったようで、結構ぶ...

なかなかいい感じーと思って読んでいたが、最後であっけにとられた。これとんでもなく陰惨でグロいラストだったのかもしれんが、いろんなところにお伺いたてないといけなくなり、編集部から全カットを余儀なくされたような、そんなぽかーんな書き方。本人もそれが不本意キマワリなかったようで、結構ぶつ切りにまとめている。伏線をきちんと回収してから終わらせて欲しかった。非常に残念。雰囲気はうまい。最近感ある。

Posted by ブクログ

2022/06/18

中盤からじわじわハマっていく感じ。 最後は『殺人記念日』の作者らしい急展開。 『俺たちに明日はない』を映画で観たときに、ボニーとクライドの話をWikipediaで読んだりしていたからか入り込みやすかった。 後日談が欲しかったな。

Posted by ブクログ

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