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壁とともに生きる わたしと「安部公房」 NHK出版新書675
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壁とともに生きる わたしと「安部公房」 NHK出版新書675

ヤマザキマリ(著者)

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壁とともに生きる わたしと「安部公房」 NHK出版新書675

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2022/05/10
JAN 9784140886755

壁とともに生きる

¥330

商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2024/03/11

ヤマザキマリさんに興味を持ち、「国境のない生き方」「仕事にしばられない生き方」を読みつつ安部公房の「砂の女」を読んだ。その後に読んだこの本は、安部公房が表現する自由の壁、世間の壁、革命の壁、生存の壁、他人の壁、国家の壁を解説してくれる。この本のおかげで安部公房文学の神髄に触れるこ...

ヤマザキマリさんに興味を持ち、「国境のない生き方」「仕事にしばられない生き方」を読みつつ安部公房の「砂の女」を読んだ。その後に読んだこの本は、安部公房が表現する自由の壁、世間の壁、革命の壁、生存の壁、他人の壁、国家の壁を解説してくれる。この本のおかげで安部公房文学の神髄に触れることができたから、ヤマザキさんの分析力たるや、凄いものを感じる。

Posted by ブクログ

2024/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間の負の側面、社会の負の側面に、きちんと目を向けられているのか。 これを知っている人と、知らないでいる人とでは、思考や選択のベクトルが全く変わってくるのではないかと思う。 ヤマザキさんの人間・社会を見る目は鋭いな、と思うがフィレンツェでの極貧期に安部公房に出会いどっぷりと浸かったことが、表層的なことだけでなくその裏にあることに思考を巡らせることに繋がったのではないかと思う。 現実を生きる力をくれる文学が好きだ。 私自身は青春期には安部公房には出会わなかったのだけれど、人間の弱さや社会の厳しさを突き付けてくる文学に出会い、自分を省みることができた。青春期の良き文学との出会いは大切だなと思った。

Posted by ブクログ

2023/10/18

生きていく上での壁をテーマに、安部公房作品を通して、ヤマザキマリさんの経験を加味して、作品の解説本。パンデミックで生きづらさが表面化されてきて、この本読んで頭の中がすこし整理できた部分があった。安部公房作品読んでみたくなりました。

Posted by ブクログ

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