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ラブカは静かに弓を持つ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2022/05/02 |
JAN | 9784087717846 |
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商品レビュー
4.2
918件のお客様レビュー
音楽×スパイという新しい物語。音楽が心を癒し、人と人とを繋いでいた。 信頼を育てるのも壊れた信頼を修復するのも時間が必要。自分に非があるなら誠意を見せないといけない。
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全編に漲る静かな緊張感、その緩急がたまらないし、スパイとその周囲の人間の関係性も実に良かった。 スパイ、というと五條瑛だのジョン・ル・カレだの、マイケル・バー=ゾウハーだのといった巨匠がいるが本作ではこの手があるのかと驚かされた。潜入するのが街の音楽教室なのだ。著作権の問題に関し...
全編に漲る静かな緊張感、その緩急がたまらないし、スパイとその周囲の人間の関係性も実に良かった。 スパイ、というと五條瑛だのジョン・ル・カレだの、マイケル・バー=ゾウハーだのといった巨匠がいるが本作ではこの手があるのかと驚かされた。潜入するのが街の音楽教室なのだ。著作権の問題に関しては難しいし、一概にこうあるべきと言えない。その問題を娯楽に落とし込む手法、ラストまで静かな緊張感が続く展開は実に素晴らしい。目が離せなかった。面白い。最高である。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
楽曲の著作権連盟で働く主人公橘が、自身の勤める会社と、町の音楽教室の訴訟のために、チェロ教室に通う話。 チェロではないけど自身も楽器をやっていたことがあるので、なんだか懐かしかった。 なんでだろうな、これっていうきっかけがなくても、橘と先生や、他のチェロ教室の生徒たちがお互いに信頼関係を築いていったのが分かる。 ヴィヴァーチェでの演奏会前の琢郎からの電話でのこき下ろされっぷりには笑ったけど。 だからこそ先生がコンクールに集中できるように、自身が作ってしまった証拠を消すと決めた橘が報われて欲しいと思いながら読み進めた。 証拠を消すシーンはスパイ映画みたいにハラハラしたし、読みながらとても感情を揺さぶられた。 ラストの教室のシーンで「自分の楽器を背負って外を歩いても、なんだか大丈夫なような気がしてきたので」と言う橘に感極まった。世界を信用できるようになったら、とても生きやすいよ。よかった。
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