商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2022/05/02 |
| JAN | 9784087717846 |
- 書籍
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ラブカは静かに弓を持つ
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ラブカは静かに弓を持つ
¥1,760
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商品レビュー
4.2
1136件のお客様レビュー
音楽を、言葉で聴く。 そんな体験ができる作品だった。 過去に楽器を習ったことがある人は、きっともう一度触れてみたくなるだろう。 町の音楽教室を通して結ばれていくやさしい人間関係と音楽。 それが主人公の冷えた心を溶かしていく過程に惹き込まれる。 一方で、正体を隠し、嘘に嘘を重...
音楽を、言葉で聴く。 そんな体験ができる作品だった。 過去に楽器を習ったことがある人は、きっともう一度触れてみたくなるだろう。 町の音楽教室を通して結ばれていくやさしい人間関係と音楽。 それが主人公の冷えた心を溶かしていく過程に惹き込まれる。 一方で、正体を隠し、嘘に嘘を重ねながら築かれていく信頼関係に、読み進めるほど不安が膨らんでいく。 信頼を裏切る側の心理が痛いほど伝わり、なかなかにしんどい。 それだけに“許し”の場面には胸が熱くなった。 主人公のトラウマの原因となった出来事には、やや物足りなさを感じた。 ただ他人から見れば些細に思えることが、当人にとっては深い傷となる。 人のトラウマとは、案外そういうものなのかもしれない。 作中に登場する、小野瀬晃『戦慄きのラブカ』をYouTubeで検索した人、きっと多いだろう。 少なくとも私はまんまと検索させられた一人だ。 音楽が、言葉から聴こえてくるのだ。 まさか架空だったとは。
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上手く感想が書けないが、とても良い作品だった。音楽が好きな自分にとっては、昔ピアノ教室に通っていた自分にとっては、大学で著作権を学び作中出てくるような企業への就職を考えたこともある自分にとっては、登場人物を問わず共感できる部分が多い話だった。
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自分がピアノをやっていたからというのもあるかもしれないが、なんだかとても良かった。 あらすじで潜入するストーリーと見ていたので、ハラハラドキドキ系かと思いきや全く違っていて、 主人公の内面の静かな葛藤や苦悩と、音楽の内面性が良く調和した内容で、とても好感がもてた。 音楽に向き...
自分がピアノをやっていたからというのもあるかもしれないが、なんだかとても良かった。 あらすじで潜入するストーリーと見ていたので、ハラハラドキドキ系かと思いきや全く違っていて、 主人公の内面の静かな葛藤や苦悩と、音楽の内面性が良く調和した内容で、とても好感がもてた。 音楽に向き合っていると、それはそれで苦悩が発生するものだけど、本作ではそこまでの深堀りはなく、 あくまでも潜入を目的として楽しむためにチェロ(音楽)を習うというレベルを保っていたため、要らぬ深みや憂鬱さが交じることなくあくまでも楽器や音楽は癒しや絆の要素として軽やかに使われていて、音楽に対する恐怖を感じることなくあくまでも音楽そのものは終始ポジティブなものとして表現されていたので不必要に考えすぎることなく読み進めることができた。 バランスというか作品における要素の足し引きの塩梅がちょうどよく、気持ちよく読み終えることができてとても良かったと思う。 深みや闇が足りないと感じる人もいるかもしれないが、私個人の感想としては万人受けするとても読みやすい、良い塩梅の、ちょうどよい具合の余韻もあるキレイな優しい作品だと思うし、この作品はこれで良いと思った。 疲れた時に雨の音を聞きながら静かに読みたい、そんな作品。
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