人は2000連休を与えられるとどうなるのか？

上田啓太(著者)

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社
• 発売年月日: 2022/04/27
• JAN: 9784309030340

商品レビュー

2024/08/21

ネット掲示板のニートのエッセイかと思いきや、離人症にまでなるほどのメタ作品であった。数行の間にもどれだけの歳月と苦労苦悩があったのかと思わされる。

2024/05/13

タイトル見た時に想像していた内容とは大分、いや一部はその通りだったが、いい意味で裏切られた本だった。
にしても、本を読む習慣がなかった人が、いくら時間があるからといって脳の本とかを読んで、よくもまあこんな視点を獲得、いや元々持っていたモノを知覚したのかな。
同居人とは何もなかったのか甚だ疑問ではあるけれど、同居人もかなり変わった人なのだろう。
今更こういう人生を送りたいわけではないが、今家にある本だけでも繰り返して読めば、あるいはこの人のような視点を得るのかもしれない。
表紙はあえてこのようにしたのかもしれないが、学者が書いた自分の考えを、実際の人生で体験し、それを自分の言葉で表しているから、わかりやすい考えも多く、このように考えられたら、今感じてるネガティブな感じは大分なくなるのかもしれない。
これはやはり買おうかな。

2024/05/12

社会と繋がらなくなると、人はどんどん観念的になることがわかる。大学院生のときのようだ。無駄なことで悩む。ヒマもありすぎると毒だ。
労働を賛美するつもりはないが、適度な社会とのつながりも大切だと思う。