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電子の社会 千夜千冊エディション 角川ソフィア文庫
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電子の社会 千夜千冊エディション 角川ソフィア文庫

松岡正剛(著者)

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電子の社会 千夜千冊エディション 角川ソフィア文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/04/21
JAN 9784044007034

電子の社会 千夜千冊エディション

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商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2024/02/28

『千夜千冊エディション 電子の社会』 松岡正剛 2022年 角川ソフィア文庫 広大な電子の大海『千夜千冊』。 読書人たちはその大海めがけてダイブし 「デジタルズ」となり膨大なデータに酔いしれる。 そんな『千夜千冊』から今回選定されたのは 文字通り「デジタル」。 20世紀後半...

『千夜千冊エディション 電子の社会』 松岡正剛 2022年 角川ソフィア文庫 広大な電子の大海『千夜千冊』。 読書人たちはその大海めがけてダイブし 「デジタルズ」となり膨大なデータに酔いしれる。 そんな『千夜千冊』から今回選定されたのは 文字通り「デジタル」。 20世紀後半から始まるコンピュータ、 そしてITやネット社会、ロボットから 人工知能まで網羅し、 人間と電子の過去から未来まで セイゴオ先生のデジタル論を堪能していく。 「コンピュータの父」と呼ばれた チャールズ・バベッジが設計し 150年後に復元された「階差エンジン」。 ここから本書ははじまる。 現代のデジタル社会は昔から予告されていたのだ。 第二章では、 ウィーナーの『サイバネティクス』からはじまり 個人的に興味をもった ダナ・ハラウェイ『猿と女とサイボーグ』 アンディ・クラーク『生まれながらのサイボーグ』、 そして自身と瓜二つのアンドロイドをつくった 石黒浩まで登場する。 続く第三章では、 いよいよインターネットの世界へ没入していく。 ドミニク・チェン、ローレンス・シッシグらが登場し、 『グーグルでアマゾン化する社会』 『伽藍とバザール』など 気になるタイトルも目白押しだ。 ラストの第四章は、 いま注目を集めている人工知能、 そしてデジタルの未来まで見ていく。 果たして2045年頃にシンギュラリティは起こるのか? 人工知能は人類に福音をもたらすのか?それとも…。 とかく専門用語が飛びかうジャンルではあるが それはそれで苦戦しつつも 他に楽しめる本がたくさん出てきたので 気がつけば読み終えていた。 個人的に全く知識のないサイバネティクスや 面白そうなアンドロイドや 人工知能について知れる本を、 本書で紹介されているもの含めて数十冊ほど チェックできたのでそれだけでも 最大の収穫だった。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ⚫︎目次情報⚫︎ 前口上 第一章 デジタルただいま準備中 新戸雅章 『バベッジのコンピュータ』 フリードリヒ・キットラー 『グラモフォン・フィルム・タイプライター』 ポール・レヴィンソン 『デジタル・マクルーハン』 ハーバート・A・サイモン 『システムの科学』 ジェームズ・カッツマーク・オークス編 『絶え間なき交信の時代』 ドン・タプスコット 『デジタルチルドレン』 土屋大洋 『ネット・ポリティックス』 小川晃通 『アカマイ』 坂内正夫監修 『ビッグデータを開拓せよ』 第二章 サイボーグ化する ノーバート・ウィーナー 『サイバネティックス』 トマス・リッド 『サイバネティクス全史』 ジェームズ・サクラ・アルバス 『ロボティクス』 ロドニー・ブルックス 『ブルックスの知能ロボット論』 ダナ・ハラウェイ 『猿と女とサイボーグ』 アンディ・クラーク 『生まれながらのサイボーグ』 石黒浩 『アンドロイドサイエンス』 第三章 インターネット全盛 アレクサンダー・R・ギャロウェイ 『プロトコル』 ドミニク・チェン 『インターネットを生命化する プロクロニズムの思想と実践』 ローレンス・レッシグ 『コモンズ』 ヤコブ・ニールセン 『ウェブ・ユーザビリティ』 ダン・ギルモア 『ブログ』 森健 『グーグル・アマゾン化する社会』 マイケル・ファーティック+デビッド・トンプソン『勝手に選別される世界』 エリック・スティーブン・レイモンド 『伽藍とバザール』 武田隆 『ソーシャルメディア進化論』 第四章 文明/電子機関/人工知能 池田純一 『ウェブ文明論』 ジャロン・ラニアー 『人間はガジェットではない』 松尾豊 『人工知能は人間を超えるか』 ジェイムズ・バラット 『人工知能』 ダニエル・コーエン 『ホモ・デジタリスの時代』 追 伸 デジタル世界観は、まだ提案されていない ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

Posted by ブクログ

2024/02/25

暫く前にセイゴオさんとドミニク・チェンの対談本「謎床」を読んで歯が立たなかったので、手を出してみた。 いつもの千夜千冊エデイションと較べ、セイゴオさんの評価が下がる本が多いと感じる。電子の世界がまだ成熟していないし、来るべき先を完璧に見通すことは難しいだろうからだろうけれど。 ...

暫く前にセイゴオさんとドミニク・チェンの対談本「謎床」を読んで歯が立たなかったので、手を出してみた。 いつもの千夜千冊エデイションと較べ、セイゴオさんの評価が下がる本が多いと感じる。電子の世界がまだ成熟していないし、来るべき先を完璧に見通すことは難しいだろうからだろうけれど。 サイバネティックスの意味が判っていなかったと愕然としたり、リナックスなど以前耳にしたなという言葉が出てきたな、そういえばどうなったんだろう。と感じる処も多かった。 分散化させるTCP/IPと制御を集中させるDNSが相互補完しあい、領土化する構造と無秩序な分散の特質をもたらせている。TCP/IPとかの言葉は最初にパソコンを買った際から目にしていたけど、全然分かっていなかったな。 グーグルやアマゾンの成功の秘密の元についての話もある。ウェッブページをノードとみなし、語句のリンクをエッジと有向グラフと推移確立行列のアルゴリズムを徹底したとある。ナンのコッチャではあるが、検索を商売にするとはそういうもんなんだな。 終盤は人工知能の話。巨額の資金を投じた高速コンピュータによる計画が失敗したのち、事象の因果関係を確立的に推論するネットワークの開発など経て、ディープラーニング自己学習が確立した。 個人的な感想を云えば、マイクロソフトやアマゾンに牛耳られるような社会を望んでいたのかと問われて首肯したくない。SFにあるようにAIと話ができたらいいかな。まずは読書相談?。いや、電子の社会を教えて貰うことかな。

Posted by ブクログ

2022/09/08

デジタルに関する様々な話を知ることができ、参考になる。テクノロジーだけではなく、その背景にあることは難しかったり、まとまっていないことが多い。そういった話を編者の視点で知ることができる貴重な内容だった。

Posted by ブクログ

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